ピアノでトリルって、指が滑ったりダマになったり、うまく合わなかったりと、何かとムズい!って思うことありませんか?

その上、この画像のようにトリルあるのに、トリル弾くのと同じ手で他のおとも弾かなきゃいけないとか、どゆこと?状態?

今日はそんなピアノでトリルの事を考えてみましょう。

トリルの途中で指替えが滑ってしまう時の対処法

トリルの先に、少し音程が離れた音が控えている時、トリルの途中で指を替える場合もあります。(その方が次の音が取りやすかったり、トリルそのものが弾きやすくなるなど)

しかし、その指かえをするために、トリルが最後まで綺麗に弾けず、滑ってしまったり弾ききれない事も。そんな場合はどうしたらいいのでしょうか?

それは、「拍にのる」「拍を意識する」ことです。

どれどれどれどれらーー!」と一気に突っ走ってしまうと、トリルの果ての和音までが綺麗な音で出ない事も。

「どれどれ」「どれどれ」と軽く、乗り直してあげる。(決して「切る」という意味でもアクセントを付けるわけでもありません。)

あくまでも、「軽く」がポイントです。のりすぎると変なアクセントが付いてしまいますから。

あなたの中で、あなた自身がわかる程度で「のる」、拍を意識する!のです。

和音のトリルを安定させるちょっとしたコツ

和音に付いているトリルもいろいろありますが、この画像のような場合を考えてみましょう。

トリル音そのものは変化しません。トリルは常に「ミ」についています。そのトリルの下の音が小節ごとに変化していきますね。

ここで気をつけたいのは、重音が変わるたびに(タブン無意識のうちに)手を鍵盤から離して、「次の和音の形」を取り直す事。そうすると、トリルがそのたびに切れます。

これらは、「ラとミ」「ラとレとミ」「ラとドとミ」の和音のように見えますが、実はニ声だと捉えてみましょう。

音符の棒の向きを見るとわかるでしょうか。「ミ」を「2」の指でとり「ファ=1」と合わせてトリルを弾きます。

重音が変わる時は、「ファ=1」の指先が常に鍵盤を打鍵している状態にあれば、浮いてしまって切れることはありません。

こんな場合の練習法としては、和音を取り直す時に、「1」の指で打鍵したまま、他の指を上げる。そしてその状態で一時停止する、という練習が有効です。

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ピアノでは、同じ音で指を替えるのには理由がある

同じ音が続く時に、指を替えるケースは、多いですね。「何で替えるのん?」と、思う学習者は少なくないでしょう。

そもそも「指づかい」と言うのは「より綺麗に紡ぐため」に、指にとっても音楽にとっても、難しくないものを考えて使っていきます。

だから、同じ音なんだから同じ指で弾いた方が「大変じゃないじゃん!」と思うでしょ?それはね、その時だけのお話。

音楽は、次へ、そしてまたその次へと、どんどん「つながって」いくのですから。「今だけ」良いのでは、お話になりません。

上の楽譜の例だと、右手です。「ラードラファ」の次の和音が問題です。

「ラードラファ」の「ラー」を「2」の指で弾き始めると、「ラードラファ」の「ファ」は「1」の指で弾くことになります。

そして次の和音「ファとラ」ですが、指示にあるように、「2と4」で弾く方が、次に繋いで行くために、優しいですよ。

「ラードラファ」の「ファ」が「1」だから、次の「ファとラ」の和音を「1と3」で弾いたって、いいじゃん!って思う?

そうね、「ファとラ」を「1と3」で弾いたとして、次の「ミとソ」の和音を「1と2」で取るなら、この二つの和音は「繋げて」弾けます。

だけど、「ラードラファ」と繋げるのは、大変に難しいですよ。

単音の「ファ」も、和音の中の「ファ」も「1」で取るという事は、ものすごく気を使って打鍵しなければ、「ジャンプ」して音が切れてしまいます。

本当は、「ラードラファーラーソーーー」って、聴きたいのだから。「ラードラファー」の「ファー」を弾いている時に、「1」の指に覆いかぶさるように、「2」の指を「ラ」の上に「4」の指を用意しておく

そうする事で、無駄な動きもなく、無駄な空間や、音が切れる事を回避出来ます。

同じ音なのに、指を替えるのには、必ず理由があります。

今日のピアノ動画*シューマン「子供の情景」第8曲”炉ばたで”

ティブレイクは、シューマン様の「子供の情景」から第8曲”炉ばたで”をお送りします。

炉ばたであったまりたい?炉ばたでビールと串焼き?あれ?(笑)

ピアノでトリルの指替えが滑る時や和音のトリルをラクに弾くコツのまとめ

  •  トリルの途中で指替えが滑ってしまう時は、拍を意識してみよう!
  • 和音のトリルを安定させるには、二声として捉えてみるのがポイント!
  • 同じ音で指を替えるのは、次の音を綺麗に弾くため!
  • さぁ、あなたの今日からトリルや指づかいについて、ほんの少しだけ踏み込んで考えてみませんか?
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