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ピアノで同じ音が繰り返される時に気をつけたい5つのポイント

この記事は約9分で読めます。

ピアノを弾く上で、同じ音が繰り返される事って、よくあるでしょう。同じ音を弾くのは難しい?それとも簡単?

そうね、同じ場所で打鍵を繰り返せばいいのだから、動くよりは簡単かもしれませんね。

じゃあね、あなたは同じ音が続く時、何を感じるかしら?

同じ音が繰り返されるなんてラクちん!?なんで同じ音が繰り返されるんだろう?これがもしも他の音に動いていたら、どうなっただろうか?

そう考えてみると、きっと新しい発見がありますよ!そうしたら、同じ音が続いてもきっともうあなたは同じように打鍵する事は出来なくなる!?

今日は、ピアノで同じ音が続く時に気をつけたい5つのポイントについてお話しますよ。

ピアノで同じ音が繰り返される時に気をつけたいポイントその1!2音目に意識を置くと音楽の流れが良くなる

エステン「人形の夢と目覚め」から

「同じ音が繰り返される」時には、いろいろと気をつけると良いポイントが5つあります。その5つのポイントに気をつければ、せっかくの美しい音楽が台無しになる事はありませんよ。ではまず1つめから。

上の画像の右手です。それぞれの音に、スタッカートは付いていません。だから、気をつけてね。2音目の打鍵に意識を置く事。この2音目の打鍵(「れーれれー」の2つめの「れ」)を無意識でしてしまうと、ジャンプしてしまいます。打鍵する時の手をよく見て!上にポンポンって上がっていないかしら?

その時の音はどう?キレッキレのスタッカートになっていないかしら?(キレッキレじゃなくても、スタッカートになっていない?)

ジャンプしていい場合やジャンプしたい場合も、あるでしょう。でも、そうじゃない時も、あるよね。

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エステン「人形の夢と目覚め」から

画像の右手「レーレ|レーミ|ドーー」の、「レーレ|レー」 この2音めの打鍵・離鍵に注目してみましょう。同じ音が続きますね。ただ音価が変わるだけ。一見ちっとも難しくなさそうでしょ。でもこれは気をつけないと、わずかでも素早くなってしまうの。

するとね、まるでスタッカートが付いたように元気な発音になっちゃう!でもね、もう一度楽譜をよく見て!そこにはスラーが付いているでしょ。そしてね、このフレーズ(セクション)は子守歌なのよ。元気な子守歌だったらどう?眠れるかしら?

あなた自身が出す音を、耳でよく聴いてね。指先に目が・耳が付いているかのように、大事にいたわるように弾いてあげましょう。それだけで、印象はすごく変わります。あなたの音楽力が上がり始める時ですよ。

エステン「人形の夢と目覚め」から

このフレーズはね、眠りにつこうとしているの。無防備にジャンプしちゃったら、ハッ!て、目が覚めちゃうよ。大事に、大事にね。

ピアノで同じ音が繰り返される時に気をつけたいポイントその2!意味の違いを意識すると説得力が生まれる

ショパン「バラード」第1番から

さぁ、ピアノを弾く時に同じ音が続く時に気をつけると良いポイントその2にいきますよ。上の画像の右手に注目してみましょう。

シーシシーララファファーソ」同じ音が、繰り返されていますね。初めの「シーシシー」を見ても、その3音はそれぞれ意味が違います

  • 1音目は「始まりの音」
  • 2音目は「次の音に向かって行く音=小さなフレーズの中の”向かい所(山)”に向かって行く音」
  • 3音目は「スラーの終わりの音に向かって行く音=終わりに向かう音」

意味が違うのだから、同じ鍵盤の音だとはいえ、同じ打鍵の仕方をしていては意味の違う音にはなりません。

ではどう打鍵するか?の前に、まずは、それらが全て「意味の違う音」であるという事を、知っておく・理解しておくコトが大事です。そんな事に気をかけられるように、意識を向けられるようにしたいですね。それが譜読みを更に深める所(の一つ)ですよ。

続く「ララ」も同じこと。1音目は「終わりの音」で、2音目は「始まりの音」です。全く逆の意味を持つのは、スラーの付き方を見ればわかるでしょうか。

譜読みの時に気を付けたいのは、弾く音(鍵盤)だけを読み取らない、ということです。スラーがどのように付いているのか?表情記号・強弱記号などの付き方がどうなっているのか?という関係を、ちゃんと「横の流れ」で読んで行くのがポイント。

同じように読み取っていくと、3つめの「ファファー」も、その2音の違いが見えて来るのではないでしょうか?

ショパン「バラード」第1番から

さぁ、こちらも「シーシシー」と「シ」が3回繰り返されますが、1枚目の画像とは、少し意味に変化があります。

それを言うのはカンタンですが、自分で考えるほうが面白いですから、是非、考えてみて下さいね。

あなたが考えて決めて弾くから、あなたが演奏する音楽に説得力が生まれるんですよ。

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ピアノで同じ音が繰り返される時に気をつけたいポイントその3!レガートで弾く秘訣は鍵盤をハグすること

o0550027113654512758こちらは8分の6拍子でアンダンテ。右手は単音で、左手は和音での同音連打になっています。

右手は全て指を替えて弾く指示に加えて、スラー。左手は特にスラーがあるわけでもなくレガートでと書かれているわけでもありません。でも、スタッカートでもないのよね。

こんなフレーズを無意識に弾いてしまうと、すっかりスタッカートがあるかのように打鍵も発音も弾んでしまいますよ。そうなると、8分の6拍子=2拍子感覚ではなく、まるで3拍子のように聴こえてしまう。(いや、6拍子かしら?)では、どうしたらいいんだろう?

鍵盤から指が離れない(離さない)、鍵盤にあなたの指を触れさせたままの感覚を持って弾いてみましょうか。鍵盤を全て上げてしまわない。でもね、それは決して鍵盤を押し込むように弾いたり、鍵盤に執着してねばるのではないので気をつけてね。

右手は「ドドドド」を「5→4→3→2」と指を替えていくけれど、それもまるで滑らせるように、鍵盤が上がりきらないところで弾いてみる。「5」から「4」の指へ、「4」で打鍵するまで「5」の指は鍵盤から離れない。優しく「なぞる」「なでる」ように、ハグするようにね。

ピアノで同じ音が繰り返される時に気をつけたいポイントその4!音が続く気持ちを考えるとどう打鍵したら良いかわかる

リスト「コンソレーション第3番」から

画像のように、同じ音が続く時。この場合は「その音から」フレーズが始まります。
そして、この音域。

何を想像するでしょうか?
何が想像できるかしら?

誰かが歌ってる?だとしたら、

どんな人が?
幾つくらいの人が?
どんな所にいて?
どんな装いで?
どこを見て?
どんな表情で?
どんな声かしら?

リスト「コンソレーション」第3番から

じゃあこちらはどう?やっぱり同じ音が続きますよ。

でも一つ目は、1枚目の画像とは音域が違うし、二つ目はリズムも違う。それは微妙な違いかもしれないけれど、その「微妙な違い」は何かしら?って感じられたら素敵ね。

その違いを感じられたら、あなたがその音をどのように打鍵したら良いか、自ずとわかるでしょう。

最大のポイントは、あなたが「感じること」「考えること」ですよ。

ピアノで同じ音が繰り返される時に気をつけたいポイントその5!同じ音への意識の持ち方で扱い方が変わる

ショパン「スケルツォ」第2番から

同じ音が続く時、それらの音は、どんな意味があるんだろう?

それらの音から、何を感じるだろう?

それらの音へ、どのように意識を置くだろうか?

上のような場合もあれば、次のようなものも、あります。

ショパン「スケルツォ」第2番から

一つだけ、意識する事を忘れないで欲しいな、と思う事があります。

それはね

同じ音を繰り返し弾くのは、「速い連打」でもなければ、そう難しい事ではありません。

そこが、問題なの。

「弾く(打鍵する)のは簡単」だから、その音への意識が薄れやすい。安易に弾かれがちです。

でも、音にはそれぞれ意味が役割があるとしたら?どうかしら?何故、同じ音は、繰り返されているのだろう?何故、そのリズムで繰り返されるの?

ちょっと考えてみよか。こうやって、あなたが同じ音について意識を置く事・意識の持ち方がそれぞれの音で違うということを感じる事(理解する事)で、それぞれの音をどう扱ったら良いかの違いがわかりますよ。

今日のピアノ動画*ドビュッシー「雪の上の足跡」

ティブレイクです。今日お送りするピアノ動画は、フランスの作曲家ドビュッシー様の「前奏曲集第2集」から”雪の上の足跡”。

雪に憧れを抱くのはどうしてかしら?幼い日の記憶?

あなたにとっての「雪」、そして「雪の上の足跡」って、どんなイメージかしら?雪男?(なんちゃって)

ピアノで同じ音が繰り返される時に気をつけたい5つのポイントのまとめ

  • ピアノで同じ音が繰り返される時に気をつけるポイントは、同じ音の2音目に意識を置く事だ!
  • もう一つのポイントは、同じ音でもそれぞれの音が持つ意味の違いを考えること!
  • レガートで弾く秘訣は、鍵盤をハグする気持ちで打鍵すること
  • 音が続く気持ちを考えるとどう打鍵したら良いかが見えてくる!
  • 同じ音への意識の持ち方で、それぞれの音への扱い方が変わってくる!

さぁ、あなたもあなたがピアノで奏でるフレーズの中に同じ音が続いたら、その2音目にちょっと意識を置いて注目してみましょう。

そして、それぞれの音にどんな意味があるのか?何か違いがあるのだろうか?と考えてみましょうね。あなたが考えて「こうだ!」と思えたことは、自信を持ってあなたの音楽を表現する事につながりますよ。

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