ピアノで6連符の練習法を動画解説!腕に力を溜め込まないで弾く方法も
ピアノを弾いていると、様々な弾きにくいと感じるものに出会いますよね。
そして、ピアノを弾いていると、なんだか次第に腕がだる重くなってくる。
なんていう事はありませんか?
そんなに変な弾き方をしているわけでもなさそうなんだけどなぁ・・・
でもピアノを弾いていて腕がしんどくなってくるのを自覚すると、ちょっと悲しくなっちゃいます。
うわあああん!またこの曲も辛くて弾ききれないのかも?なんてね。
今日はそんな中で、1拍を常に6連符で弾くフレーズについての捉え方や、練習法について考えますよ。動画で解説も。
そして、腕に力を溜め込まないでピアノを弾く方法についても考えていきますよ。
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ピアノで6連符は、捉え方を変えて練習するといい

以前、メールマガジンで「16分音符が6音続くフレーズの練習法」についてお話したところ、ご質問を頂きました。
文章だけの説明では限りがあるので、動画を撮ってみましたよ。
実際にピアノを弾きながらお話しています。
ちなみに上の画像例は、ラフマニノフの「楽興の時」第4番。
あなたの練習のご参考になりますように。
ピアノを弾いていて腕に力がたまってしまう原因

画像のような調子で、最初から最後まで延々と続く左手の16分音符フレーズ。
「もう、2ページ目くらいで、相当左手が・・・(涙)」
各音を「頑張って弾いている」と、腕に力が溜まってしまうのはすぐです。
そう、腕に力が溜まって、ピアノを弾き続けるのがしんどくなる原因の一つは「頑張って弾いている」事にあるの。
頑張るのは悪いことじゃありません。
あなたはただ真面目に練習しているだけ。
真面目にやるのは良いこと。
その真面目に頑張っている姿勢が、あなたの体からどんどん自由を奪っていくのです。
目は楽譜や鍵盤に釘付けで頭は前へ落ちる。
すると肩は固まって腕の可動域が狭まります。
自由度を失われた腕は、動かせなくても指がひたすら打鍵を頑張りますから、しわよせはどんどん手首から腕へ。
じゃあ、どうしたらいいんだろう?
腕に力をためこまないでピアノを弾く方法
ではココからが本題。どうやったら腕に力を溜め込まないで、ピアノをラクに弾けるんだろう?ラクに弾く方法なんてあるのかなぁ?
さぁ、実験ですよ。イマジネーションの世界へようこそ!
スタンバイOK?いきますよ。
- 背中の肉が落ちる~~!って想像してみる
- 肩甲骨をゆるゆるさせてみよう
そうしたら、肩の付け根が広がる感覚を感じられる?
感じられればベリーグッド!
あとは、フレーズの中での大事な音・低音や半音程・向かっていくところなど、「より大事にしたい音」を見ていきましょう。
それ以外は、鍵盤に這いつくばって弾かないのがポイント!
腕は、肩から広がって上がっていく感覚で。
打鍵する・弾くという動作は、「下へ」「落ちる」だけではありません。
もちろん最初は下へ向かい、落ちるでしょう。
でもね、腕を落ちたままにしないこと。
打鍵と同時にすぐ次の音の打鍵へ準備するために動いていくと、動きが止まりません。
すると、腕に不要な力がたまる事はなくなりますよ。
今日のピアノ動画*ラフマニノフ「楽興の時」第4番
というわけで、今日のティブレイクは、上で説明しましたラフマニノフ様の「楽興の時」第4番をお送りします。
これは2009年5月31日に香港で開催したリサイタルのプログラムから。
香港大會堂(HONG KONG CITY HALL)のシアターにて、ピアノはスタインウェイ。
高揚しちゃって途中ワハハな出来事もありますが、もはや思い出です。
16分音符が6音続くフレーズの練習法と腕に力をためこまないでピアノを弾く方法のまとめ
- 16分音符が6音続くフレーズは、6音を2つと3つに捉えて練習してみよう!
- ピアノで腕に力がたまってつらくなるのは、頑張りすぎているから
- 背中の肉を落として肩甲骨をゆるめると余分な力は入らない!
- ピアノを弾く=打鍵は腕を落としっぱなしにしないのがコツ
肩甲骨を緩めたり背中の肉が落ちる〜って背面をゆるゆるにすると、上腕がとっても自由になります。
するとね、どんなに音数が多くて大変なフレーズでも、ラクに弾けるようになりますよ。
- どんなふうに楽譜を読むと効率がよく、効果的な演奏につながるのか?
- どんなふうに体を使ったり呼吸をすると楽にピアノが弾けるのか?
そんな事をレッスンでお伝えしています。
エンジョイ!あなたのピアノ・ライフをもっと豊かに!
もっとラクに心と体を使ってピアノを弾くお手伝いをしています。
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