ピアノ上達のコツ!音の動きを同じ方向で捉えるグルーピング3つのポイントが推進力を生む!

長いフレーズは、その中で音の向かい方を小さく自然に捉えていくと、「大きな流れ」が生まれます。

ピアノを弾く上で忘れてほしくないポイントの1つが「フレーズのとり方」。
言い換えれば「グルーピング」。
フレーズ/グルーピングをどう捉えていくかで、あなたの演奏に推進力が生まれたり、停滞感が出てきたりします。

バッハ「インヴェンション」第13番から

フレーズ/グルーピングは、今弾いている音がどこへ向かっていくのか?を知るのに最適。
しかも音の方向が明確になれば、あなたの演奏はよりわかりやすく伝わるようになりますよ。

推進力も出て、わかりやすい演奏になるグルーピング。これぞピアノ上達のコツ!です。

ピアノ上達のコツその1. 音のグループ分け

バッハ「インヴェンション」第13番から

まず画像の右手、赤の縦線を見てください。
曲の終わりに16分音符の長いフレーズです。
このような長いフレーズは、大きな山を持って聴かせるために、画像に書き込んだ赤線のように捉えて弾いてみましょう(提案)。
こんなフレーズの捉え方は、拍ごとではありません。

この赤線での区切り方をご覧になって何かに気付くでしょうか?
小さな音のグループ分けの基本は、音が向かって行く方向に素直に従うこと
音の動きは上がっていくか、降りていくか。
時々ジグザグになりますが。

画像の1段目ですと、それらの音は「上がっていく」グループ分けです。
少しずつ少しずつ音が上がっていく。
この赤線のように音の動きを捉えると、少しずつ階段を上がって、気付いたら頂上に着いていた!という状態になりますよ。

ピアノ上達のコツその2. 音階を意識する

次にブルーの四角枠の音です。もう一度、画像を出しますね。

バッハ「インヴェンション」第13番から

これらブルーの四角枠の音は全て「二度音程」、つまり「音階」になっています。
音階フレーズは大事。

このように音階フレーズになっている所は「よりレガート」を意識することで、他の音程での動きとの音色・性格を変えられますよ。

ピアノ上達のコツその3. 半音程は最重要!

画像の下の段、左手、黄色のような黄緑のような色で丸く囲っている音です。もう一度画像を。

バッハ「インヴェンション」第13番から

左手で弾く下段はヘ音記号表記、「レ#→ミ」、半音の動きですね。

半音程は、不安要素があります。
またこの場合ですと切り返し、ちょっとフェイント感が。
この2音の中で、どちらがより大事かと言えば、それは「レ#」。
何故かと言うと、黒鍵の音の方が「奥に入っていく深さ」があります。それを十分に感じましょ☆

フレーズは大きく捉えるのがコツ

ブルクミュラー「狩」から

画像の右手の動きを見てみましょう。
三度和音のレガート奏法も大事すが、今日は別の話。
スラーの付き方≠1フレーズ。これですよ。

スラーの付き方を正しく読み取るのは、すごく大事ね。
スラーの付き方を感違い・思い込み違いしてしまうと、聴こえ方がまるで変わってしまうから。
だけど、それはアーティキュレイションの話で、フレーズをどう捉えるか、という事とは別モノ。

1フレーズは、大きな一呼吸です。
その中に細かなスラーがあったり、小さな休符が入ることはあります。
でも、そのたびにいちいち息を吐き切ったり、シヌホド吸ったりはしません。

大きな、一つの「吸っていって~少しずつ吐いていく~」という呼吸の中で、ちょっと息を止めたりためたり、ちょっとだけ吐いたり、ちょっとだけ吸ったりする。

ホラー映画を観ていて、過呼吸になりそうなほど、息が止まってるんだか、細かく吸ってるんだかわからないような...
でも、一つのシーンが終わると、ほっとして息を吐き切ってグッタリ?もしくは安堵する....
そんな感じの呼吸もあります。

呼吸が止まっているのと溜めているのも違う、ということを考えて、意識して体感して、あなたの演奏に活かしてみましょう。

今日のピアノ動画*ラヴェル「シャブリエのスタイルで」

ティブレイクは、ラヴェル様の「シャブリエのスタイルで」。

なんだかおしゃれで大人っぽい曲だと思いませんか?

ピアノ上達の3つのコツ!音の方向は素直に捉えろ!のまとめ

  • ピアノ上達のコツその1、グルーピングは音が向かう方に素直に捉えること
  • ピアノ上達のコツその2,音の動きが音階になっているところを意識すること
  • ピアノ上達のコツその3は、半音階の音程の狭さを感じること
  • 1つのフレーズは大きな1つの呼吸を意識しよう

これらは基本として意識したら良いこと。
しかしピアノは右手と左手の動きが一緒ではありません。
だから、何だかうまくいかないと感じるなら、今あなたが意識しているのとは、別の方の手の動きに呼吸を合わせることも試してみましょう。

エンジョイ!あなたのピアノ・ライフをもっと豊かに!
もっとラクに心と体を使ってピアノを弾くお手伝いをしています。

 
 

 

 

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