「愛の夢」で説明!ピアノでアルペジオをラクに弾くコツ?効率的良い演奏をするポイント

2020年8月25日

あなたはピアノを弾く時、苦手だなぁ・弾きにくいなぁと感じるものがあありませんか?私にもあります。いつも同じとは限らないと思うかもしれませんが。

でもね、総じて弾きにくいと感じるものに、和音を分散させて弾くアルペジオのフレーズがあります。あなたはどうかしら?

今日は、そんなアルペジオをピアノでもっとラクに弾くコツ、効率的で効果的な演奏をする方法をお話しましょう。

アルペジオをピアノでラクに弾くコツとは

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リスト「愛の夢」から

画像の左手のアルペジオ・フレーズが問題のところです。

なんだか苦しい、なんか弾きにくい、なんだかうまくはまらない。なんか爪が危険!と感じる時がある(爪先が鍵盤の溝に引っかかりそうになる気がする)!という訴えが。

それはね、あなたはこんな風に弾いてるからよ。

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わかるかしら?あなたは手を広げて、ペタ〜っと「てのひら」を鍵盤に這わせるようにしているでしょ?鍵盤の手前で弾くのをやめてみたら?逆をいってみましょう。

1音目の打鍵から、手首を向こう側へ。1音ずつ、しっかりはっきり「弾く」(下に落ちる)という意識を取り払って、手は向こう側へ抜いていく感覚で。

下の画像の、これが1音目。

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そして、次の画像が2音目。

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そして、これが3音目。

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わ〜!わ〜!すごい!ものすごく弾きやすくなりました!こんな弾き方があるんですね!わわわわー!出てくる音も、全然違いますね!わーすごい!って、すごーくテンション上がって、「ラクだ!」と体感して頂けましたよ。良かった♪

1点画像(動きの繋がりがわかる動画ではなく画像)で、あなたにどこまで伝わるかはわかりません。

しかし、鍵盤への執着やこだわり、こうあるべき!こうだ!という思い込みを手放そう!それだけで、随分とラクにピアノでアルペジオは弾けるようになりますよ。

ピアノでのアルペジオは、和音化練習で効率よく動けるようになる!

ブルグミュラー「天使の声」から

この画像ような、指くぐりなしのアルペジオでの移動は、それぞれのアルペジオ(分散和音)を和音化して取る練習をするのが効果的です。

右手は「シソミ」→「ミシソ」→「ソミシ」→「シソミ」。いずれも「ミソシ」の音しか入っていない和音の転回形。

  • だから、「シソミ」を和音として3音を一度に弾く
  • 移動→「ミシソ」を和音として3音を一度に弾く
  • 移動→「ソミシ」を和音として3音を一度に弾く
  • 移動→「シソミ」を和音として、3音を一度に弾く

という練習です。

「シソミ」を弾いて移動して、「ミ」を弾いて探りながら「シ」を弾いて、ここか!?と思って「ソ」を弾くなどという、1音1音探りに行く弾き方をやめましょう。

それは時間の無駄です。運動量も多い上にミスる可能性大!最小限の動きで、効果的に弾いていきましょう。左手も、同じことですよ。

長いアルペジオ・フレーズを効果的に演奏するポイント

上昇下降するアルペジオの長いフレーズの場合、ちょっとした事をするだけで、あなたの演奏効果は増しますよ。特にクライマックスに向かって行く場合は、とっても有効です。

上の画像のように、「フォルテ」で下降アルペジオが始まりました。そして...

今度は上昇していきますね。

このような場合は、最低音の打鍵直後に一度、音量を落とします。それからアルペジオの終わりに向けて、クレッシェンドをかけていくの。

上昇するフレーズが長い場合は、クレッシェンドをかけるのはフレーズの終わりの方で。(始めから猛烈に頑張らないのがコツ。)

もし、あなたが弾いている曲の中にこのようなアルペジオ・フレーズがあったら、試してみて下さいね。

今日のピアノ動画*ラヴェル「鏡」から”洋上の小舟”

ティブレイクは、ラヴェル様の「鏡」から”洋上の小舟”。

アルペジオづくしの作品ですね。一つ一つの音の響きが重なり合って出てくるものを大事にしたいものです(自戒)。

ピアノでアルペジオをラクに弾くコツと効率的・効果的な演奏をするポイントのまとめ

  • アルペジオをピアノでラクに弾くコツは、しっかりはっきり「弾く」(下に落ちる)という意識を取り払うこと!
  • ピアノでのアルペジオは、和音化練習で効率的に移動出来るようになる!
  • 長いアルペジオ・フレーズは、最初から頑張らず、最低音で一度音量を落とすのが効果的!

アルペジオをラクに弾くコツとかポイントって、実はすごく単純なのです。

でもね、長いこと執着した・思い込んできた弾き方をしてきた場合、今までの弾き方から離れるのは意外と難しいもの。だからこそ、今簡単に取り組める・すぐ試せる小さな事からコツコツとやってみましょう。あなたにとって良い事をどんどん取り入れたらいいですよ。

さぁ、あなたのピアノ・ライフがもっと豊かになりますように!

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