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「別れの曲」で学ぶピアノ上達への道!意識をスラーの終わりに向けるもっと美しくなる!

この記事は約5分で読めます。

あなたは今まで、スラーを何度となく見てきたことでしょう。

楽譜にスラーが書かれているのは何となく目に入ります。あぁ、ここから音と音のつながりが始まるんだな、ここから1つのフレーズが始まるんだなぁ、と理解するでしょう。

では、スラーの終わりについてはどうでしょうか?

あなたはピアノを弾く時、スラーの終わりを意識していますか?

ショパン「別れの曲」から

そして、音符の上下に書かれる「テヌート」、「一」のような記号についてです。テヌートは「その音を十分に伸ばす」と習ったでしょうか?これも微妙ですよね。

でもそのテヌートについて、ちょっと考えてみたいもの。

スラーの終わりを意識したり、テヌートの意味について考えるだけで、あなたの音楽はもっと美しくなりますよ。

ピアノを弾くならスラーの終わりに向けて意識するのが上達のポイント!

ランゲ「荒野のバラ」から

「スラーの終わりに向けて」、上の画像の右手のお話ですよ。

スラーは「ファーーソラソー」に付いています。スラーの終わりの音を美しく弾くポイントは、

  • 大事に弾く
  • 置かない
  • 押して弾かない

という事を意識すること。それだけで、あなたの音楽はグン!と美しさが増しますよ。

もう一つ注意したいことがあります。

それは上の画像の場合のように、スラーの終りの音の前に音価の短い音が続いて、音価の長い音で終わる場合。

画像に書き込みがありますが、「そうっと」。あるいは「ふわっと抜くように」ね。

16分音符が続いて4分音符で終わると、危険なのは手が「落ちやすい」の。打鍵が落ちやすいんです。打鍵と同時に手全体、もしくは手首から落ちやすい。打鍵の動作が上から下へ落ちるものだと思うでしょう。

でもね、落としっぱなしにすると、その音を大事に出来ないの。ぶっきらぼうな、硬い音が出てしまいます。

書き込みの「そうっと」というのは、私の当時の先生が書いたもの。私の書き込みと違って、本当に「そうっと(大事に)弾いてね」というのが、この字体から伝わってきます。(私の場合は「そっとって言ってるじゃん!」みたいな、ガサツな走り書きになってしまう...汗)

スラーの終わりの音は、「そうっと優しい気持ちで」大事に弾きましょ。

そこにテヌートが付けられている意味を考えてみよう!

ショパン「別れの曲」から

タイトルの「テヌート」ですが、上の楽譜画像のどこにテヌートが付いているか、わかるでしょうか?この曲を学ばれた方は、ご記憶かしら?あなたはその「テヌート」を意識していましたか?

右手で弾くソプラノのラインに、問題の「テヌート」はあります。

右手ソプラノ、リズムがシンコペーションになりますよね。テヌートが付いているのは、「ファ#」の4分音符です。気付いていました?気付いていますか?

「シンコペーション」というリズムはちょっと特殊です。どうしてかと言うとね、シンコペーションは「強拍」の位置が移動するから。

基本、「強拍」は「第1拍」にあります。でも、このようなリズム(シンコペーション)では、「強拍」が「ファ#」に移動するんです。これは特例だと思ってね。だから、とっても大事なの。

これに、あえてその「ファ#」に「テヌート」って書いてありますよ。この画像ではテヌートの記号「一」ではなく、「ten.」って書かれていますよね。テヌート tenuto の略です。

記号ではなくこのように書いたのはは、どれほどその「ファ#」という音に注意を払って欲しかったのか?という現れではないでしょうか?そんな事も、くみとれるようになるといいですね。

さぁ、あなたも今日からは悔い改め、楽譜ともっと仲良しになりましょうね♪

今日のピアノ動画*ショパン「別れの曲」

ティブレイクは、ショパン様の「別れの曲」を。ティブレイクになるかわかりませんが(笑)。

ショパン「別れの曲」Etude Op.10-3 by Chopin

2016年のリサイタルでのアンコールで弾かせて頂きました。かなり、テンションが上っているような。ピアノはシゲルカワイ。

ピアノ上達への一歩!意識をスラーの終わりに向けて行くまとめ

  • スラーはその始まりだけではなく、スラーが終わる音に意識を置いてみよう!
  • スラーの終わりの音にまで意識を向けて行けると、フレーズ感がキレイに出る!
  • テヌートは何故その音に付けられているんだろう?と考えてみよう!
  • テヌートが付けられている音は「その音を大事にね」と思ってみよう!

スラーもテヌートも、特別に難しいものではありません。

でもね、意識しないとスルーしがちな指示です。スラーの始まりと終わり、そしてテヌートが付けられている音の意味を考えるだけで、あなたのピアノでの演奏表現はキラキラ光りだすでしょう。

ピアノ上達への一歩を、更に踏み込んでみましょうね。

あなたのピアノ(音楽)ライフがもっと楽しく!もっと豊かになることを応援しています!

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