休符や打鍵の間(ま)を考えてピアノの表現力を高める3つのポイント

2021年2月12日

あなたはピアノを弾いている時に楽譜に休符を見ると、何を思うでしょうか?何か感じる?休符の前の音がスタッカートだったら休符は感じやすいかしら?

フレーズが続く中、休符がない場合はどうかしら?どこで間(ま)を感じることができるでしょうか?そんな事を考えてみたら、楽譜には書かれていないけれど作曲家が言いたかった(伝えたかったこと)が見えてくるかもしれません。

楽譜には書かれていないけれど、そこに間(ま)を感じることが出来たらきっともっとピアノでワクワクしますよ。そんなこと、一緒に考えてみませんか?

休符の間(ま)をピアノで味わってみよう!

リスト「パガニーニ・エチュード第6番」から
リスト「パガニーニ・エチュード第6番」から

右手の8分3連符の後の「8分音符+8分休符」は、その休符の分が「欠けがち」です。

休符の前はスタッカート音なので、手を上げるのは難しくない(音の響きを上げるのは難しくない)かもしれません。でもね、もしかしたら上がったら終わりで、休符を忘れられてしまうかも?

8分休符の前の8分音符を打鍵するところから、それまでと同じように「8分3連符」の感覚で、「たったったっ」と三つ分の音の響きが空中に広がっていく「間」を感じてみる。味わう。その残響が、体の中に広がっていくように。

すると、ピアノでの呼吸も相応しいものになり、その「間」は丁度良くなりますよ。

ピアノで弾く音が同じ音でも、気持ちを改めてみよう

ショパン「こねこのワルツ」から
ショパン「こねこのワルツ」から

フォルテで始まる曲。5~8小節目は同じことの繰り返しになります。しかし、ここからクレッシェンドしていくの。

このような場合は、一度、音量を落とす。そして、そこからクレッシェンドをかけていきましょう。

そもそもフォルテなのに、そこからそのままピアノでクレッシェンドをかけるというのは、聴いている人には「わかりにくい」「伝わりにくい」ものです。

では、どのくらい音量を落とすか?と言うのは、いろいろやってみて、不自然ではないトコロを見つけてみましょう。

それまでと同じ音が続くのであっても、このような場合は、「改めて入り直す」ピアノの打鍵の仕方が有効です。

あなたのピアノ表現力を高める方法

モーツァルト「ピアノ協奏曲第27番」K.595 第3楽章から
モーツァルト「ピアノ協奏曲第27番」K.595 第3楽章から

ピアノで音にするのは そう難しくない(と思われる)こんな感じの曲(フレーズ)。

安易に(何も感じないで・考えないで)弾いてしまっていませんか?

このような曲(フレーズ)こそ、実はとっても難しいということを知ってほしいと思います。

あなたはこの曲、どんなイメージを持ちますか?まず、それを想像してみる。そして、そのイメージを持って弾いてみましょう。

あなたが抱いたイメージの通りに弾けましたか?それは、さっきまで何となく弾いていたものと、違いましたか?ここで違いを感じられたら、一歩前進です。そうしたら次へいきましょう。

ちょっと違う視点で別のイメージを描いてみましょうか。

そのイメージが出来たら、そのイメージの通りに弾いてみましょう。できましたか?はじめにイメージして弾いた時との違いがわかりましたか?わかれば良し。

じゃあね、どちらが良いと思う?

どっちもしっくりこない?じゃ、もう一つ、別の角度から見てイメージしてみよう。

この繰り返しです。

こういうことをしていると、そのうち楽譜を読んでいるだけで、イメージがわき上がって来るようになるでしょう。是非、試してみてくださいね。

イメージ力はあなたの表現力を高める最高の力です。

ピアノ動画*ベートーヴェン「エリーゼのために」

ティブレイクは、ベートーヴェン作曲の「エリーゼのために」をお送りします。

2019年のリサイタルから。紀尾井町サロンホールにて、ピアノはスタインウェイでした。

休符や打鍵の間(ま)を考えてピアノの表現力を高める方法

  • 休符は、残響が体の中に広がっていくのを味わってみよう!
  • 同じ音が続く時は打鍵を改めてみるとわかりやすくなる!
  • それぞれのフレーズにイメージを持つと、表現力が上がる!

もっと、五感で味わってみましょう!指先だけ動かしているなんてもったいない!あなたの目で見えるものだけが全てじゃない。耳で聴こう!肌で感じよう!体に響いてくるものを感じよう!

エンジョイ!あなたのピアノ・ライフをもっと豊かに!
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