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ピアノの練習をしていると、日々いろんな悩みが登場します。指が思うように動かない・音の粒が揃わない・弾ききれない・テンポがくずれる・なんだか音が汚い・・・など。
いろいろこだわって練習をしているのに、一つ解決してもまた次の問題・・・そして解決したはずの問題がまたぶり返したり・・・もう泣きそう!!!なんてこと、ありませんか?
そんな、ほとんどの悩みを解決してくれる魔法の練習があるとしたら、あなたはやってみますか?そんなお話をしてまいります。
Contents
ほとんどの事を解決してくれる魔法のピアノ練習法
ほとんどの事を解決してくれる魔法の練習???
何それぇ?そんなもん、あったら苦労せぇへんで~!な~んていう お声が聞こえて来そうです。ふふふ。
ピアノを弾く上で、問題となる事はたくさんあります。それは、人によっても違うでしょうし、曲によっても違うでしょう。しかし、いくらか弾ける(譜読みにあまり苦労しないで初見も出来てしまうような)人に多い落とし穴が幾つかあります。
それは初歩や中級レベルと自分で思っている方にも、ありえる落とし穴でもあるの。
ピアノを弾く上での落とし穴とは何か?
では、その落とし穴とは何か?
- 譜読みミス
- リズムやテンポ感のズレ
- 音を外す
ではこれらをもう少し細かくお話しますね。
譜読みミスとは
「譜読みミス」とは、思い込みで、音を間違えている事に気づいていないということ。
リズムやテンポ感のズレとは
「リズムやテンポ感のズレ」とは、弾きやすいところだけ速く、弾きにくいところは遅くなる、或はいつまでたってもパッと掴めない音になると、少し止まってしまうなど。
音を外すとは
「音を外す」とは、音を外すということに気づいていても練習法を改めないと、音を外す事そのものが永遠に改善されない。いつも外している状態です。
さて、それらの事を解決してくれる、まさに「魔法」とも言える練習方法があります。
これは、簡単なようで忍耐を強いられ面倒くさい!と思われがちなもの。なぜ、このピアノの話に「亀」の画像を出したと思いますか?わかったあなたは素晴らしい!
魔法の練習方法とは?
そう、それは
超ゆっくり練習です!
だまされた!と思っても疑ってもいいですから、自分の演奏が「なんだかな~」と思っている方は是非、練習に取り入れて下さい。
たった一回の「超ゆっくり練習」でも、かなりの変化が見られますよ。たくさんの「気付き」を得ることが出来ます。1音1音の打鍵にも超!気を使うことができます。
急がば回れ。亀はゆっくり/のんびりだと思っているでしょう?そうして、うさぎさんは負けてしまいました。でもね、亀は実際、走ると速いんですよ(笑)。←本当です。
今日のピアノ動画*チャイコフスキー「瞑想」の練習模様
ティブレイク、今日はチャイコフスキー様の「瞑想」の”練習模様”をお送りします。珍しく練習している様子の動画なので、一気に弾き通してはいません。
これは、音ミスが発生した時に放置せず、なぜ音ミスしたかを考え、次に音ミスしない方法を考えて弾きなおし(やり直し)をしながら進めている練習です。
とても美しい曲なので、身も心も安心してゆだねてしまって聴きたい作品です。
演奏する上での落とし穴に気付いて魔法の練習方法で一気に上達しよう!
- 譜読みミスやリズム・テンポ感のズレ・音を外すという自分の癖を認めよう!
- 急がば回れ!ほとんどのことを解決してくれる魔法の練習は超ゆっくり練習だ!
地道にコツコツやる、そのコツコツを積み重ねるのは大事なこと。でも間違った練習や効果の出ない練習をコツコツ重ねるのは、ただの時間の無駄で疲れるだけです。ちゃんと納得して理解して、解決していきましょう。