モーツァルト「きらきら星変奏曲」から譜読み・呼吸・跳躍の練習のポイントを知っておこう!

2021年1月10日

次の曲こそ、譜読みから全てを見落とさないようにちゃんとやろう!
次の曲こそ、適当に弾く癖とサヨナラして、ごまかさないで弾くようにがんばろう!

何度そう決意したことでしょう?
なんだかんだ弾き始めてしまうと、目の前の音を追うことに必死になっていませんか?

きらめく星
夢がある、夜空にきらめく星

今日は、モーツァルト作曲の「きらきら星変奏曲」を例に、次のようなことをお話していきます。

  • ピアノを弾きながら呼吸をするポイントを考える
  • 譜読みのコツ(変化)を知る
  • 跳躍は大変じゃない
  • 速いパッセージで気をつけたいこと
  • トリルや連符をキレイに弾くコツ

さぁ、今年こそは譜読みをする時点でたくさんのことに気づこう!
演奏に反映できるように、ラクにピアノを弾けるようにしていきましょう!

休符は呼吸するところ

モーツァルト「きらきら星変奏曲」から
モーツァルト「きらきら星変奏曲」から

モーツァルト作曲「きらきら星変奏曲」の第1変奏から。

画像の左手に注目してみましょう。第2拍には休符がありますね。

休符には、ちゃんと意味があります。
「手を休める時間」では、ありません。

休符とは、次を生かすための「呼吸」をする間。
次への「動きを準備する間」です。

これを意識しないと、呼吸はできません。
そこに休符があろうがなかろうが、次の音に指は届いてしまいますから、弾くのは簡単。

だから、クセモノ!
ナマケテいては、いけません!
あなたの音楽を生かすも殺すも、あなた次第ですよ!

あなたが今、向き合っている曲、その楽譜をもう一度、見直してみましょうね。
まず、あなた自身で気付くことが大事です。
気付くことさえ出来たら、もうあなたは放ってはおけないハズですから!ね。

1回目と2回目の変化を知る

モーツァルト「きらきら星変奏曲」から
モーツァルト「きらきら星変奏曲」から

一見、同じようで違う1回目(1段目)と2回目(2段目)を見比べてみましょう。

違いはとても微妙なこと。それは、「ド」に#が付くか付かないか?
たったそれだけの事だけど、それは聴こえ方が変わる、大きな大きなコトなのです。

その音の聴こえ方の違いを、うんと味わって欲しいの。
だから、その違いを「あなた」が知っておかなきゃね。

良く似ているけれど、各変奏の「終わり方」も微妙に変わりますよ。
それもちゃんと理解して、あなたの中に落としこんでおきましょう。

跳躍で気をつけたいこと

モーツァルト「きらきら星変奏曲」から
モーツァルト「きらきら星変奏曲」から

画像の左手に注目してね。

左手は、第1拍を低音でオクターブを打鍵したら、ひぃ!すぐ右手の向こう側に行って、高音を弾かなければいけません!

それなのに、高音域で三度の和音フレーズを弾いたら、ひょえ!また低音に降りてきて...はぁっはぁっはぁっ...

つ、つらいですぅ!忙しいですぅ!必死のバッチやん!必死すぎます(笑)。
必死になるから、うまくいかないんですよ。

右手を越えて高音域と低音域を行き来するとは言ってもね、そんな、必死にジャンプする必要は、ありません。

あなたが慌てて打鍵してジャンプしているから、気持ちが急いているから、音が台無しになってしまいます。
音も抜けたり、欠けやすくなりますよ。もったいないよね。

次の音への準備はね、すぐ出来ますよ。それより、ちゃんと音を聴こう!
低音オクターブが、「だん」って音がちょっと沈んで上がってくるのを、聴き届けてね。

高音域で「どーれーみーれーどー」と弾く最後の「どー」の伸びも、ちゃんと聴いてあげましょう。
ジャンプしないで。大事に。大事にね。

跳躍で気を付けたいこと。
それは、「ジャンプしない!音を聴き届ける!」ってことです。

速い音の動きになっても気をつけたいのは「歌う」こと

モーツァルト「きらきら星変奏曲」から
モーツァルト「きらきら星変奏曲」から

このフレーズは、気をつけたいことがいっぱいありますよ。右手だけでもいくつも!

その中でも、はじめに気をつけたいこと。それは「音価」。

右手は第6拍だけ、32分音符になっていますね。
それまでは8分3連符なのに、ここだけ変わりますよ。
つまり、1音の音価が短くなりますね。するともう、意識は「速く弾かなきゃ!」です。

でもね、その32分音符の4音を見ると、とても綺麗。
音の動きは「ふぁみれど」と、音階になっていますよ。

もしこれが音階じゃないとしても、その音の動きを注意して見たら、きっと素敵な歌が聴こえるでしょう。

どうぞ、あなたの心で歌って、それを指先へ伝えてね。

トリルと連符はガンバらない

モーツァルト「きらきら星変奏曲」から
モーツァルト「きらきら星変奏曲」から

3対4のリズムを見ると、それだけで身構えてしまいませんか?

画像でいうと、左手が16分3連符(8分音符1つ分)に対して、右手は32分音符4つですよね。
(ショパンの「幻想即興曲」など、よい例でしょう)

うっうっうっ...どうやって合わせたらいいのか、わかんないぃ!合ってるのか合ってないのか、わかんないぃ!いーっ!いってまえー!と、イチかバチか、体当たり的に弾いていませんか?
そんな力まないでね。

落ち着いて考えたらわかることです。
力んで頑張ってしまうから、異常に速く弾いてしまうの。
あなた自身でスピードをコントロール出来なくなってしまうのね。

そして音が硬くなる。
体もこわばってしまう。
いいことナッシングー!

トリルも連符も32分音符も、頑張らないでね。
肩の力を「ふぅ~っ」て抜いて。

決して「弾きに行かないで」。

トリルや連符だって、音楽だよ。

あなたの意識を、あなたの頭の少し後ろに置いてごらん。
あなたの後ろから、自分が弾いているのを見ているようにね。

ピアノ動画*モーツァルト「きらきら星変奏曲」

ティブレイクは、モーツァルト様の「きらきら星変奏曲」を。

ピアノはシゲルカワイでした。

譜読み・呼吸・跳躍の練習のポイントを知っておこう!のまとめ

  • 休符は休むところではなく、呼吸をするところ
  • 繰り返されるフレーズで変化するところを見逃さない
  • 跳躍はジャンプに意識を置かず、音を聴き続けるのがポイント
  • 速いパッセージで大事なのは、歌を忘れないこと
  • トリルや連符を頑張って弾く必要はない!

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