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ピアノでオクターブ・トレモロを脱力して弾く方法!ベートーヴェン「悲愴ソナタ」から解説

この記事は約7分で読めます。

トリルやトレモロにうねるアルペジオが続くフレーズをピアノで弾く時に、手や腕に力が溜まりやすくて疲れやすく弾きにくいと感じたことはありませんか?

「いや〜!手が辛い!しんどいんです!」そんな声を何度も聞きました。

ピアノで弾くオクターブ・トレモロが続くフレーズは、無意識のうちに力が入ってしまいがちです。そして気張って気力だけで弾き切り、腕を傷める事が多いもの。

曲の格好良さと腕のキツさを天秤にかけて、それを弾けている(と思い込んでいる)自分が格好いいだろう方を選んでしまうのだ。

ツライのは今だけ。すぐ大丈夫になるさ、と。あなたはピアノを弾いていて、そんな事を感じたことはありませんか?

ベートーヴェン「悲愴ソナタ」第1楽章から

でもね、力が入った状態で、コントロール出来ずで出てくるピアノの音はキツイの。聴いたらわかっちゃいます。そして何より、腕を傷めたら大変!

今日はそんなお話を致しましょう。

ピアノでオクターブ・トレモロで手に力を入れない状態とは?

ベートーヴェン「悲愴ソナタ」第1楽章から

この画像の左手は、オクターブ・トレモロの典型的な例。

ピアノ(p)のフレーズなのに、無意識のうちに「頑張って弾いて」しまいます。その姿はまるで「格闘家」のよう(笑)。その時の手の状態を上から見ると、こんな感じになっています。

格闘家のようにガンバってピアノを弾いている手の状態

これが、下の写真のようになるとベター。

鍵盤にしがみついてガンバってる手

この2枚の違いがわかるでしょうか?ちなみに1枚目の手の状態を、横から見ると
下の写真のようになります。

格闘家のようにガンバってピアノを弾いている手を横から見る

そして、2枚目の写真の手の状態を横から見ると、下の写真のようになります。

鍵盤にしがみついてガンバっている手を横から見る

ではこの違いについて説明しますね。

1枚目と3枚目の写真の手の状態で弾くと、すぐに手も腕も肩もガチガチになってしまうの。これが手に力が入っている状態です。

まず、手全体に力が入っていて、各指がてのひらに接している関節と手首が「元締め」のように「栓」をしてしまっているのです。

これを抜くためには二つ方法があります。

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ピアノを弾く時に手首の力を抜く方法

手首の力を抜くために、2ヶ所だけ意識するところがあります。そのうちの1つがココです。

手首の力を抜く方法その1は、てのひら

手首の力を抜くポイントは「てのひら」にあった!

意識すると良いのは「てのひら」です。

「てのひら」の中心、ここに小さなボールがあると想像してみて。それが、まるで風船がふくらんでいくような、そんなことをイメージしてみて下さい。

これをイメージできると、「てのひら」を緊張させて突っ張らせるように広げ続けているのとは、違う感覚になります。

手首の力を抜く方法その2は、肩甲骨

もう1つ意識したら良いところはこちら。

あなたにもある天使の羽・肩甲骨を自由に!

それは【天使の羽】が生えているところ。つまり肩甲骨まわりを意識してみましょう。

意識を天使の羽に置くだけで、上半身・腕・手首に余分な力は貯まりません。

天使の羽を意識するだけで、あなたの前が広く感じられるようになるでしょう。

あなたが紡ぎ出す音が、どんなに多くても速くてもあなたの前方から上へ、そして外側へ広がっていく=音の響きが振動しながら伝わって行くのを聴くことが出来ますよ。

ピアノでオクターブ・トレモロをラクに弾くコツその1は、体の軸に気をつけろ!

というわけで、オクターブ・トレモロをラクに弾くコツその1!それは、体の軸を真っ直ぐにすること

ただし「体の軸を真っ直ぐにすること」とは、背筋をピシッと伸ばしなさい、という意味ではありません。

  • 前傾しない
  • 左右どちらかの肩が上がってる(下がってる)事のないように
  • アゴを引く(頭を体の前に落とさない)

以上の点を、気をつけてみてくださいね。

言われた時は気をつけられるのに、ものの8小節もすると、元に戻りやすい。なので、鏡を置くか自分の演奏姿を録画してみましょう。あなたがどんなふうにピアノを弾いているのかを客観視することもオススメ!

ピアノでオクターブ・トレモロをラクに弾くコツその2は背中の肉だ!

さてオクターブ・トレモロをラクに弾くコツその2は、背中の肉を落とす!こと

これはね、いつも生徒さんの体に触れながら説明するのですが、先日は「ほとんど日本に住んだことがない(ほぼ海外暮らしの)男子中学生」にも理解してもらえましたよ。

「背筋を落とす」 と言っていましたが、それよりも「背中の肉を落とす」と言った方がわかりやすいようです。

あのね、温泉に入った時の上半身・背中・肩の感覚を想像してみて。思い出してみて。

背中をこの温泉に入った時の状態に出来ると、肩から下の力は抜けています。そして、その肩から下の力が抜けた状態になるためには、「ピアノでオクターブ・トレモロをラクに弾くコツその1」が必要だったの。

(あれ、何だっけ?と思ったら上に少し戻ってみてね)

このコツその2が一番難しいかもしれません。まずは背筋が落ちている状態を自覚できるまでが、一つの壁かも。でもね、まずそれを自覚できないと「だから脱力出来てラク!」を感じて頂けないの。

クマさんやパンダくんがでれ~っと無防備に座ってる、あの感じを想像して(^.^)

ピアノでオクターブ・トレモロをラクに弾くコツその3は、肘がキモ!

最後です。オクターブ・トレモロをラクに弾く3つめのポイントは、肘!ひじ!!ヒジがキモ!!! 

脱力している状態の時、腕はダランと落ちています。はい、ピアノを弾きます!手を鍵盤に乗せて~♪すると、途端に力が入ってしまう方の多いこと。ただ手を鍵盤に乗せるだけで、腕は脱力のまま・・・ということは、肘は真っ直ぐに落ちているはずです。

もし、少しでも外側へヒジが出ているなら、力が入っていてヒジでエネルギーを止めている状態です。

  • 肘は落とす。
  • トレモロの音が動く時、外肘から腕を連れていかないコト。
    **移動はヒジの内側から。
    そして「1」の指から先導して動くという考えを、捨てるコト。
  • 音の移動を、上半身で引っ張らないコト。

実際にはもっと細かく意識をどこに置くか?という注意点があります。

しかし、一度に受け取る情報量が多いと消化しきれないので、ココまでにしておきますね。レッスンでは漏れなく全てお伝えしていますよ。

もしレッスンに興味があるようでしたら、こちらのレッスンについてのページを御覧くださいね。

今日のピアノ動画*スクリャービン「エチュード」Op.42-5

ティブレイクは、スクリャービン様の「エチュード」Op.42-5。

スクリャービンはお好き?

ピアノでオクターブ・トレモロを脱力して弾く方法のまとめ

  • オクターブトレモロで手に力を入れない状態にするために、まず力が入っている状態を知ること
  • ピアノを弾く時に手首の力を抜くには、てのひらを意識すること
  • 手首の力を抜くもう1つのポイントは、天使の羽にあった!
  • ピアノでオクターブ・トレモロをラクに弾くコツ1は体の軸に気をつけること!
  • オクターブ・トレモロをラクに弾くコツ2は背中の肉・背筋に意識を置く事!
  • オクターブ・トレモロをラクに弾くコツ3はヒジの位置・動きに気をつけること!

オクターブ・トレモロや速いパッセージを脱力して弾きたかったら、【てのひらの中央】と【天使の羽】を意識してみる事をお試し下さいね。

意識の置きどころを少し変えるだけでも、うんと弾きやすくなったりその逆も。何でも固定観念にとらわれず柔軟にトライしてみたいですね!

あなたのピアノ・ライフがもっと楽しくなりますように!

こちらもご参考までに。

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