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ピアノでも音階を音楽にしよう!半音階は何を表している?音階練習は何故大事なの?

この記事は約6分で読めます。

音階ってさぁ、音が一個ずつ上がって降りてきてぇ〜。。。いつも先生に「ほらそこ指遣いが違うから弾けてない!」とか怒られるヤツぅ?(笑)

うん、音階って何のためのトレーニングなんだろう?ピアノ学習の上でのイジメじゃない?なんてね。

でもね、音階が音楽になるって考えたこと、ありますか?

音には階段があります。家や建物・道路にだって階段はありますよね。その階段を、1段飛びで上がったり降りたりする事もできる。でもね、そもそも「飛ぶ(抜かす)」という事は、そこに通過した音があるという事。

その「通過する音」のつながりは、もしかしてとっても大事なんじゃないの??

音楽になるシンプルな法則とは!?

バーナム「ピアノ・テクニック」から

そもそも音階練習はなんぞや?

音階練習とは、「指くぐり」や「指またぎ」をするためのものだけではありません。どんな音を弾く時も、常に美しい音楽を奏でる というコトを忘れないでね。

音階練習を、決して指のエクササイズにしないでね。シンプルに自然に呼吸を合わせるだけでいいんです。シンプルな音楽とはそもそも、音が並んでいる音階。

音階をシンプルに音楽にするには、音の動きに合わせて息を吸っていったり吐いていく。そこに身を委ねるだけですよ。

シンプルな呼吸の法則とは

バーナム「ピアノ・テクニック」から

シンプルな呼吸の法則とは・・・?

  • 音が広がっていく時は、息を吸っていく
    頂点に達する前に吸いきってしまったら、そこからは息をためておく
  • 音が寄ってくる時は、息を吐いていく

一気に吐き切らないようにね。深呼吸と同じ要領で。

響きに耳を傾ける事こそが変化に気づくポイント!

シューマン「ピアノ・ソナタ」第2番第1楽章から

ただ楽譜を「見る」だけでは気付かないだろう。ただ「指を動かす」だけでは気付きません。

でもね、楽譜をじっくり「読み込む」、耳に脳と心を直結させて「響き」を聴けば気付くの。その響きが一瞬で温かいものに変わることに。

ピアノを弾く時に(他の楽器でも同じだと思いますが) 気をつけたいこと、それは響きの変化に敏感になることです。そのためには、楽譜はじっくり読み込む。そして、常に自分が発する音を聴き続けることがポイントですよ。

半音階は、重要なお知らせ

リスト「パガニーニ・エチュード第6番」から

こちらは貴婦人方をキャーキャー言わせ失神しちゃう人もいたという、かのフランツ・リスト様の「パガニーニ・エチュード第6番」”主題と変奏”から。

画像の内声、右手が「32分音符の動き」に注目してみましょう。32分音符フレーズの

  • 一つ目は「ソラ♭シ♭シ(ナチュラル)」
  • 二つ目は「ファラ♭シ♭|シ(ナチュラル)」
  • そして○で囲ってある三つ目は「ファララ#シ」

一つ目と二つ目は1音目のみが違う。

二つ目と三つ目は1音目と終わりの4音目が同じ。

この、二つ目と三つ目の違いが鍵ですよ。

その三つ目までは上昇なのに対し、次の四つ目は下降してクライマックスに向かっていきます。二つ目と三つ目の違いは何か?を見てみましょう。

わかりましたか?二つ目と三つ目の違い、それは音程。

  • 二つ目「ファラ♭シ♭|シ」は、2音目「ラ♭」から3音目「シ♭」の音程は「全音」
  • 3音目「シ♭」から4音目「シ(ナチュラル)」までは「半音」
  • ところが三つ目の「ファララ#シ」では、2音目「ラ」から3音目「ラ#」の音程は「半音」
  • そして3音目「ラ#」から4音目「シ」の音程も、「半音」

つまり、三つ目のこのフレーズは「半音階」になっているのです。半音が続きますねぇ。半音が続くとは、どういうことでしょうか?

半音程から感じられるものとは?

半音程というのは、「不安」な気持ちにさせるもの。心の動きの激しさ・動揺などを表し、次に来る何かを予感させます。

だから、ココではこの「ファララ#シ」という音の動きが非常に重要です。その音の動き・音程の狭さを感じてみるのが半音階フレーズを弾くコツ。

全てを同じように、さらっと弾かないようにしたいね。

なんで音階練習が大事なんだろう?

ハノン「ピアノ教本」の音階練習から

音階やアルペジオのピアノ練習は、指の体操ではありません。

ピアノで弾く音階だって、それぞれの音を味わって紡ぐと至上の音楽になる。それを一度でも味わったことのある人は、暴走列車的な弾き方は二度と出来なくなるでしょう。

でもね、それ以前に「音階練習」は、とっても多くの事に役立つのよ。

音階練習は何の役に立つのか?

まず、音階練習では「調性感」を養う事が出来ます。

そして、「初見力」が上がる(初見のスピードが速くなる。オタオタしている時間が減る)。

あらゆる曲は、その調の音階とカデンツとアルペジオで成り立っています。

だから、それぞれの音階の指づかいを考えずとも動くように、体に(脳に?指に?)染み込んでいれば、譜読み力もアップ!実際に弾く時にも迷いが減りますよ。

もちろん、指づかいの例外はあります。それはそれとして頭に入れれば良いこと。

ただ、曲のフレーズに表れる音階的な動きは、必ずしもその調の主音(ハ長調の曲なら「ド」)から始まるわけではありません。だから、音階は主音以外=何の音からでも弾き始められるようにしておくと、なお良いでしょう。

もちろん各調の音階で、あらゆる音から弾き始められるように、という練習を始めると、それだけで一日が終わってしまうかもしれません(笑)。だから、あなたの練習に最適な方法をとればいいのです。取捨選択ね。

今、あなたが弾いている曲の調の音階だけでもいい。はじめは、主音から始まる音階をじっくりさらうので十分です。余裕が出て来たら、他の音から弾き始めたり、アルペジオもやってみればいいでしょ♪

 

今日のピアノ動画*ショパン「英雄ポロネーズ」

ティブレイクです。今日は、ショパン様の「英雄ポロネーズ」を!

実はショパン様の作品で、生まれて最初に躍起になって向かっていった作品です。

それまでもワルツや即興曲や他のポロネーズなどを学んでいましたが、この曲だけは特別でした。今だから言える、その時好きだった人が「好きな曲」だったから頑張っちゃった!という不毛な動機です。

そんな動機で作品に手を染めたのは、後にも先にもこの作品だけです。

ピアノで音階を音楽にする方法のまとめ

  • 音階を弾く大前提!シンプルな呼吸の法則を知っておこう!
  • 音が広がって(上がって)行く時は息を吸っていこう!
  • 音が寄ってくる時は息を吐いて行こう!
  • 響きの変化に敏感になるのが音を聴くコツ!
  • 半音階は重要なお知らせ!音と音の空間の狭さを感じて見よう!
  • 音階練習はそもそもフレーズの練習に・譜読みに役立つ!

聴くと聞くは大違い。そんな事言われても、聴いている!と思っていても聞こえているに過ぎない人には何も通じません。

「私だけは違う」という日本人あるあるな「自分だけは大丈夫心理」でしょうか。

でもね、もう一歩踏み込んで追求する事が出来たら、あなたのピアノ力・音楽力はグンと上がりますよ!

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