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スタッカートの意味を知って状況に応じて弾きわけるポイントお伝えします!

この記事は約8分で読めます。

スタッカートの記号が音符に付いているのを見ると、あなたはその音をどのように弾くでしょうか?

短くはねるように弾くでしょうか?

こんな画像のように、シュワシュワでワクワクで気分が上がっちゃう感じかしら?

スタッカートと言っても、そもそもスタッカートが付いている音価やフレーズによって、弾き方のニュアンスは変わってくるもの。スタッカートなら画一的に同じ弾き方になるわけではありません。

今日は、スタッカートの意味を知って、あなたが状況に応じて弾きわけられるよう、スタッカートのポイントをお伝えしますよ。

スタッカートの意味は、音によって違う

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「スタッカート」のニュアンスは、その音によって変わります。

もちろん、ニュアンスがその音によって変わるのは、スタッカートだけじゃありません。

レガートの具合だって、アクセントだって、スフォルツァンドだって、リタルダンドのかけ方だって、何もかもが、いつも同じという事はないのです。

画像の右手、1小節目のスタッカートと、3小節目のスタッカート、4小節目のスタッカートを見てみましょう。あなたはこれらのスタッカートを同じように弾きますか?

ちょっと考えてほしいのですが、まぁ、バサッと答えを言うと、同じじゃありません。

では、どうして同じじゃないのでしょうね?

上の画像の場合は、全て「8分音符」に付いている「スタッカート」となのだから、同じじゃないの?と思うかもしれません。たしかにね。

でもね、音価だけの問題ではないのです。ちょっと考えてみましょう。

それぞれの音への気持ちまでもが、全部、同じなのかな?と。

1小節目の「ソッソッソッ」を見ても、3音それぞれ、少しずつ変化しないかなぁ?

さぁ、あなたは何を感じるかしら?どんな気持ちかしら?

どんな風に、気持ちは変わっていくかしら?

想像してみましょ。感じてみましょうね。

スタッカートとは、「はねる」「短く弾く」ではなく、「音と音を切り離す」です。

同じ音でスタッカートが続く時は?

ベートーヴェン「悲愴ソナタ」第3楽章から

スラー付きのレガートな動きの後に、画像のように、同じ音のスタカートが続きます。
※ 右手、4分音符の2つの「ソ」

では、考えてみてね。もしも、その2つの4分音符にスタッカートが付いていないとしたら?

同じ音を続けて弾く時、それを「極めてレガートで弾く」というのは、神経を使うことですね。逆に言うと、同じ音を続けて弾く時にノン・レガートで弾くのは、難しいことではないでしょう。

それなのに、そんな同じ音に、わざわざ「スタッカート」が付いているんです。

だったら、ちゃんと切って弾きましょう。ちゃんと、打鍵し直してね。
ちゃんと、その次の音(付点2分音符)に向かって行って!というコトですよ。

楽譜は語る。実に多くを語っていますよ。

同じ音のスタッカートが続く時に気を付ける事

ベートーヴェン「悲愴ソナタ」第3楽章から

「同じ音が続く時」は、それがレガートでもスタッカートでも、その打鍵にはとても注意が必要です。上の画像では、特に注意が必要。

まず、リズムと音価です。

3連符が3つ続いた後の、3連符ではない8分音符二つ。

スタッカート云々、同じ音が続く云々を抜きにしても、このように音価が突然変わる時は、流されやすいもの。

正しい拍感を身につけるまでは、メトロノームを活用する事も、大いに役に立ちます。今は、スマホのアプリでもメトロノームは何種類も出ていますから、

物体としてのメトロノームが今、手元にないから...という心配は、全く不要です。
ぜひアプリ検索してmスマホに一つはメトロノーム・アプリを入れておきましょう。
(スタジオで練習する時なども、便利ですよ)

さて、問題の、「同じ音のスタッカートが続く時に気を付ける事」についてです。

それはね、「同じ音」だと「動く必要がない」から、無意識無関心になりがち。だから問題を引き起こします。そのうえ、無関心だから問題の状態にも気付きません。

同じ音が続く場合、それをレガートに弾くのでなければ、音は繋がりませんよね。簡単に、切れちゃいます。

だから、同じ音が続いて、尚且つスタッカートの場合は、問題になりやすいのです。

ただ切れるだけで良いなら、作曲家さんは、それらの音にスタッカートは付けなかったんじゃないかしら?

じゃあどうして、そこにスタッカートがあるのでしょうか?それを考えてみるのです。

「なぜ?」は、あなたに考えて欲しいのですが、打鍵するためのポイントはお話ししますよ。

同じ音が続く時のスタッカート、打鍵のポイントは、「打鍵し直すこと」。もし「打鍵し直すこと」の意味がわからなかったら、こちらも、あなた自身で考えてみて下さいね。

スタッカートの軽さを想像する

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上の画像には、二種類のスタッカートがあります。

左手の単音で、「テヌートも合わせて付いているスタッカート」に、右手の「和音のスタッカート」。

それぞれ、どんなスタッカートなのでしょう?どんな動きが想像できるでしょうか?
この曲を知らなくてもいいので、この楽譜だけで想像してみましょう。

この曲をご存知の方もおられるでしょう?にゃ〜お🐈です。

ネコちゃんには、気まぐれちゃんな子もそうじゃない子もいるかもしれないけれど。
体は重いかしら? いやいや、機敏に動ける軽さ?

あなたの腕に上から釣り糸のようなものが付いていて、まるで「操り人形」のように、上からヒョイヒョイっと、あなたの腕が引き上げられる感じを、想像できるかしら?

あるいは、ピアノを弾きに行ったら、まさかまさかの、鍵盤が超熱くて!アチッ!アチッ!て、逃げる感じは?どうかしら?

さぁさ、どんな軽さ(あるいは重さ)なのかしら?まずは、想像してみる所からですよ。

16分音符スタッカートは、力まない

チャイコフスキー「ドゥムカ」から

左手の16分音符スタッカート

打鍵をはずしちゃうかも・・・という無意識のうちの怖さと、スタッカート!と気張ってしまうと、重くなりがち。重力を感じます。(「廊下は走らない!」なんて、言われそうな、そんな感じ。)

力まない。頑張らない。と言うは易し。

ポイントはね、鍵盤の底まで弾こうとするのを、やめること。
ピアノに、向かって行かない。

まるで、つま先で「トットットットッ」と軽く走るように、「ふんふんふんふん♪」と鼻歌でも歌うように。

リコーダーで、舌先のほんの一点ですごく短いタンギングをするように。

背筋から上腕を自由にしてあげてね。

想像してご覧。あなたが鍵盤を打鍵しようとするのではなく

鍵盤は既に底に沈んでいて、鍵盤が自ら、あなたの指に触れよう!として、上がってくる事を。

「かったりー、飛びたくねー」なんていう、ものぐさなネコちゃんだって、いるさー、きっと。

※この曲で、それが相応しいかは別の話。まずは、自分で想像して感じて、やってみる。ね!

スタッカートとメゾ・スタッカートの違いを感じる

ブラームス「2つのラプソディ」第1番から

両手共にヘ音記号。手が重なります。

その時の左手は、スタッカートですね。(右手もスタッカートですが)

この次の小節、こうなります。

ブラームス「2つのラプソディ」第1番から

ほぼ同じ?と思われた次の2小節、「何かが違う」という事に気付きましたか?

後の画像では、左手にはスタッカートではありません。スタッカートも付いているけれど、スラーも付いていますよね。これは「ゾ・スタッカート」です。

こんな時は、どうしてスタッカートからメゾ・スタッカートに変わったんだろう?って考えてみましょうね。

スタッカートとメゾ・スタッカートの違いを、打鍵する指先で感じてね。
頭で、心で、その響きの違いを感じてね。

スタッカートとメゾ・スタッカートは同じじゃない。

忘れないでね。

ピアノ動画*ブラームス「2つのラプソディ」第1番

ティブレイクは、ブラームス様の「2つのラプソディ」第1番をお送りします。

Rhapsody Op.79-1 by Brahms

香港シティ・ホールのリサイタル・ホールにて。ピアノはベーゼンドルファーでした。

スタッカートをどう弾きわける?のまとめ

  • スタッカートが付いていたら、みんな同じように弾くのはやめよう!
  • スタッカートの意味は、つけられている音によって違う
  • 同じ音が続く時のスタッカートは、打鍵し直すのがポイント!
  • そのスタッカートは重いのか軽いのか?想像してみよう
  • 16分音符スタッカートは廊下を走らないでつま先で軽く
  • スタッカートとメゾ・スタッカートは同じじゃない

スタッカートがつけられた音が出てくると、チョキチョキチョッキン♬な感じでウキウキしたくなる気持ちはわかります。でもね、ちょっと考えたり想像したりすると、もっと楽しくなりますよ。

何より、あなたの音楽表現の引き出しが増えます!

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