ピアノでテンポを上げていく時に大事なポイント2つ教えます!

2020年11月3日

ピアノの練習をしていて、なかなか理想のテンポで弾けるようにならなくて、もどかしくなる事はありませんか?

テンポを上げたいのに上げられない。
一体何が悪いのか、わからない。
一生懸命頑張ってみるけれど必死になりすぎている自分はだんだん疲れてくる。
一体どうしたらいいんだろう?

今日は、テンポを上げていくために大事なポイントを2つ、お話しますね。

テンポを上げるために考えたいコト

ピアノで丹念に続けてきた「ゆっくり練習」から、どうやって「インテンポ」へ上げていったらいいのだろう?

ゆっくり練習する事は、いろんな気づきを得られるし、とても大事。
だけどテンポを上げる練習も、意識してしていかなければ実際にテンポを上げるのは難しいのよね。
作曲家が指定しているテンポがあれば尚の事、考えたい問題です。

メトロノームで少しずつテンポを上げて行く。
テンポを上げるという事に、指も脳も慣らして行くという事も必要でしょう。
しかし、そうやって少しずつテンポを上げて行っても、ある時、壁に突き当たってしまう事があるのよね。
それが、どうしてもこれ以上はテンポが上げられない!という壁。

あなたがそんな壁にぶつかった時に、考える事は2つです。

テンポが上げられない時に考える2つのポイント

それは、

  1. その時の、あなたのテンポは「まだ遅すぎるのか?」
  2. あなたが弾ける限りの速さで弾いても、あなたが言いたい事は、十分に表現できているのか?

という2点。

ほとんどの場合、曲の速さは作曲家自身によって指示されています。
楽譜の最初にね。
例えば Allegro とか Moderato とか Adagio とか Lento とか。
それらの言葉をメトロノームで見ても、その速さには結構、上下の幅がありますよね。

うーん、一体どこに合わせればいいねん?と、なります。
そして、プロのピアニストのCDや、YouTubeなどの音源を聴いてしまうでしょう。
それは格好良くて素敵だけれども、「ごわ~っ!超豪速球だ~!」

→・・・どぼーん・・・・全然違う曲みたいだ・・・と、落ち込む。
待って待って!落ち込まなくていいですよ!

プロの演奏CDは、あなたが音楽を創る上での目標ではない!

プロの演奏CDやYouTubeを「目標」にしてはいけません。
いけないと言うか、目標にする必要はないんじゃないでしょうか?

特に念を押してお伝えしたいのは、プロの演奏の「速さ」を目標にしてはいけない、ということです。

もちろん、そんなプロのピアニストのCDや演奏会での演奏を聴いて、わ~!素敵!と憧れて弾こうとするのは悪いことじゃないよね。
だけど、あなたがピアノを弾くことで大事なのは、あなたが何かを感じて表現するということ

「あなたが」です。誰かのモノマネをするわけじゃ、ないでしょ?

何故あなたはピアノを弾くのか?を忘れずに

あなたのその曲の表現・音楽をする、そこが大事なところです。
それを踏まえた上でテンポを上げるんですよ。

あなたはきっと、メトロノームを頼りに、少しずつテンポを上げる練習をしました。
しかし「これ以上はなかなかテンポが上げられない!」という壁のようなものに当たったら。
そんな時はぜひ、歌ってみましょう。その曲のメロディをね。

歌う=あなたがその曲でどう歌いたいか、と言う事を明確にしますよ。

ピアノを弾く上でテンポを上げる前に大事なコト

そしてもう一つ重要な事は、歌うには呼吸が欠かせないというコト。
1フレーズを一息で歌い切らねばなりません。

しかし実際にピアノを弾く時には、声を出す必要がありませんよね。
だから呼吸を意識していない事の方が多いの。
だから!しっくりこないとか、聴いていて何か違和感を覚えるような演奏になる事があります。
それは、あなた自身が「一息に歌う」事を意識していないからですよ

実際に声に出して、一つのフレーズを一息で歌いたいように歌う事ができれば、それがあなたにとってその曲を弾く上での最適なテンポなのです。

今日のピアノ動画*ドビュッシー「2つのアラベスク」

ティブレイクは、フランスの作曲家ドビュッシー様の「2つのアラベスク」をお送りします。

こちらは2005年、香港シティ・ホールでのサロン・コンサートから。
ピアノはベーゼンドルファーでした。

ピアノでテンポを上げていく時に大事な2つのポイントまとめ

  • 果たして本当に今のテンポは遅いのか?
  • あなたが表現したいことが出来る速さなのか?

この2つを決して忘れないでね。レースではないのですから、テンポさえ上がればいいというものではないということを。

テンポだけは実際にプロのピアニストのような豪速球まで上げられても、そこに音楽がなければ、歌がなければ、何の意味も持ちませんよね。それを忘れないでね。

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