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2020年6月のピアノ・レッスンにつきまして。

6月のピアノ・レッスンは、コロナを考慮して1日3名限定。

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ピアノで窮屈さを感じるなら肩甲骨を意識すると楽に弾けるよ!

この記事は約8分で読めます。

ピアノを弾いていく上で、多くの人達が一生の課題と言えるかもしれないものの筆頭に「脱力」が上がるでしょう。いわばピアノ弾きの「永遠のテーマ」ですね。

でもね、ピアノを弾く上での脱力は実は、そんなに難しい話じゃないのです。コツさえつかめれば簡単なことで、いつでも余分な力を伴わずに弾けるからどんだけ弾いても、すっばらしく難しいパッセージがいっぱいある曲を弾いても疲れなくなりますよ。

もちろん、「脱力」と一言で言っても、ピアノを弾く時に完全に全ての力を抜くわけではありません。本当に全ての力が抜けてしまったら、鍵盤を押したりはじくことも出来ません。それぞれの音(やフレーズ)を出すのにふさわしいと思える塩梅で、必要なところには必要なだけの力(言い換えれば緊張感)を持って、力をためておく必要のない部位の力を抜く。

そのために意識したらいいのが「肩甲骨」とか「背筋」です。今日はあなたがピアノを弾く時に、少しでも窮屈感やツライと感じることが軽減されるヒントとなるような事をお話して参ります。

ピアノを弾く時、手の交差で窮屈さを感じる時に使うと楽になるものとは?

リスト「愛の夢」から

画像の赤丸のところについてです。この赤丸の和音は左手で弾くのですが、右手の上から高音部へと左手を持っていって、和音を弾く。ピアノを弾く上での手の交差は、音域や広がり方によって、窮屈さを感じるかどうかは様々でしょう。

この画像の場合、右手は中音域なので、普通にピアノに向かって座って手を鍵盤に乗せたあたりで弾くことになりますね。だから、右手を弾く分には違和感がないでしょう。この時、あなたの上半身は普通に真正面を向いている状態です。

ところが、左手はその右手を超えて向こう側(高音域側・右側)へ持っていかねばなりません。この時、右手も左手と一緒に高音域へ行くなら、上半身ごと向こう側(高音域側・右側)を向いてしまえば良いのですよね。でも、右手は中音域のままでの手の交差の場合は、ちょっと違ってきます。

上半身は、わずかに高音域側に捻るというか、そちら側を向く事を自分に許してあげましょう。全く動かず真正面に向いているわけでは、ありません。それは不自然よね。

じゃ、どうするかと言うとね、この手の交差で使うのは「背筋」。背筋を伸ばす。背筋が伸びてるわ〜! というのを、感じて(想像して)。

すると、背筋が伸びます。あなたの肩甲骨から肩から、肘から打鍵する指先までの、各関節の間が、広がっていく。

この時、腕を伸ばそうなどと思わず、ただ、背筋が伸びる!と思ってみましょう。

わかる人にはわかる、わからない人にはわからない例えですが、漫画「ワンピース」のルフィの手が伸びるような、そんな感じです。

このような手の甲差のパターンをピアノで弾く時に、「いつも背筋を使う」事が出来るようになるまでには、背筋を使う事・肩甲骨を意識してピアノを弾く、という事を、体に覚えこませないといけません。

だから、しばらくの間は意識して、背筋が伸びてるわ〜!を、想像してピアノを弾いてみてね。

実際、「わー!こんな弾き方があったんですね!弾きやすいです!」というお声を頂きました♪ 嬉しいです♪ご参考までに。

ピアノでのフォルテは、力を出さなくていい!

ドビュッシー「沈める寺」から

あなたはピアノを弾く時、楽譜にフォルテシモの指示があると、途端に頑張って「弾きに行って」しまいませんか?

ピアノでのオクターブの重音なら、「つかまなきゃ!」と思ってしまうから、余計です。しかも両手ですもの。

こんなオクターブで重音でフォルテシモのフレーズを弾く時に気をつけたいのは、「一音ずつにならないようにする事」です。

一つの音だけを、大きくしたいわけじゃありません。フォルテシモでありながらも、一つのフレーズ、一つのラインを作るというポイントを、忘れないでね。

そして、大事なポイント。その音の響きは、あなたが欲しいものになっていますか?という事を忘れないで。もう一回、あなたがピアノで紡ぐ音を聴いてみてね。

さて、背中の羽(肩甲骨ゆるゆる)を意識して、二の腕を(肩から脇の下を)解放してあげる。その状態で、ただ、腕を下ろすだけ。

ただし、下ろしっぱなしはダメです。音がそこで止まってしまうからね。響きも、欲しいものには、ならないでしょう。そして、この全ての重音を、ひとつひとつ、改めて打鍵し直さないことです。

ピアノで良い響きの音を出すためには、あなたの腕の全ての動きは、回転し続けること。止まりません。そのフレーズの終わりまでは。動きが止まらないからこそ、推進力が生まれ、響きは繋がっていくのです。

文章で全てが伝わるとは、思っていません。このレッスンをした方、同じようなフレーズのレッスンをした方々の復習になれば、思い出して頂ければ、それで十分♪

でも、全ての方に気づきになればいいな〜と思うのは、

「フォルテは力を出さない」=「力でフォルテを出さない」ということでっす!

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自転車に乗っている時(ピアノを弾いている時)の姿勢を考える

ピアノを弾く上での簡単!脱力のコツ!をレッスンでは体感して頂いていますが、そんなわたくしでも日頃、コレだけは力が入っちゃって肩こるのよね〜と日常感じているものがありました。それが自転車!(サイクリング!)

自転車に乗っていると、何故か肩がこるんです。なんだか腕に力が入ってしまうの。なんでだろ〜?なんでだろ?って考えても考えてもわからずにいたのですが、昨日ストン!と突破口を見つけました。自転車に乗っていて力が入ってしまうのも、ピアノで脱力できていないのと同じだ!ということを。

あなたが普段自転車に乗るなら、あるいは自転車に乗った事があるなら、自転車に乗る時の姿勢を思い起こす事が出来るでしょう。自転車に乗っている時の姿勢には、「漕ぎ始め」「平坦な道を行く時」「坂道を上る時」などに分かれるでしょうか。その中でも「漕ぎ始め」と「坂道を上る時」の姿勢は共通点があるように思います。

ちっ、自転車の話かよ、と思わないでね。ピアノを弾く上での脱力と共通点があるのですから、もしもあなたも普段自転車に乗る人で、自転車に乗ると肩がこるなぁと感じるなら、自転車でもピアノでも脱力できるようになりますから一石二鳥ですよ!

自分のことって意外とわからないもの。私は自転車に乗りながら、周りで自転車に乗っている人たちの姿勢を見ていて気付いたのです。自転車に乗っている時の姿勢について。

多くのサイクリスト(自転車に乗る人)達は、漕ぎ始め(例えば信号待ちしていて青信号に変わった時)や、ちょっとした坂で前傾します(橋にさしかかる時などはちょっとした坂になっている所が多い)。体格の良い男性サイクリストの多くは前傾するだけじゃなく、オシリもサドルから浮かせています。

ペダルを漕ぐ足にはずみをつけているのだと思いますが、これが上半身を前傾姿勢に導きますね。前傾が悪いわけじゃないです。だって体重が前へかかりますから、自転車が前進しやすくなるでしょう。(自転車に関しては、ただ乗ってるだけの素人ですから一般ピーポー発言だとご容赦下さい)

じゃあ私自身はどうなのか?と言うと、そもそもハンドルを握る手に力がギュギュギュっと入っています。でもここは力を抜くのは怖い。だってハンドルから手が離れてしまったら・・・バランスを崩しそう・・・でもね、力が入ってしまうのは手だけじゃないんです。そもそもハンドルをギュギュギュっと握っているから、手首にも力が、そして下腕・肘・上腕・肩へと連動で全てに力が。最悪のコンビネーション(笑)。

前傾しなければ自転車に乗れない(ピアノを弾けない)という思い込みを捨てる

自転車をこぐのに、上半身を前傾させて(ここは無意識ですが)はずみをつけるのは自転車を走らせるのに効果的だろうと思います。でもペダルを漕ぐ足を動かす元(意識する元)を変えてみると、別に前傾しなくても自転車は前進していきますよ。

これはウォーキングのコツと同じで、ただ足を前へ前へと左右交互に踏み出していくのではなく、「股関節を使って歩く!」と昔、教わったのと同じ。ピアノの奏法やら楽譜の読み方だってそうですが、視点を変える・意識するポイントを変えるだけで、なんでもやりやすくなるもの。つまり「思い込みを捨てろ!」です(ニッコリ)。

自転車を漕ぐ時だって、坂道を上る時だって、股関節やら下腹部もしくは臀部に意識を置くだけでラクになる(上半身から不要な力を抜ける)のですよ。そして自転車を漕ぐ上での脱力のコツはやっぱり肩甲骨にあった!

脱力のコツは、やっぱり肩甲骨にあった!

自転車に乗っている時も、肩甲骨に意識を置くだけで不要な力は抜けます。ピアノで脱力を実感してもらう時には「背中の肉が落ちていく〜」などと言って背中を意識してもらったりしますが、同じこと。肩甲骨がどうこうと複雑なことを考えなくても良くて、ただ肩甲骨を意識する(肩甲骨の場所を想像する)だけで、余分な力は抜けますよ。

今日のピアノ動画*ドビュッシー「沈める寺」

ティブレイクは、ドビュッシー様の「前奏曲集第1巻」から”沈める寺”。

La cathedrale engloutie by Debussy

これは2018年9月に東京で開催したリサイタルのプログラムから。この年は、ドビュッシーの没後100年の記念年だったので、リサイタルのプログラムはオール・ドビュッシーでした。厳かで、映像が目に浮かぶような作品です。

ピアノを弾く時窮屈さを感じるなら肩甲骨を意識すると楽になる!自転車(サイクリング)から脱力を学ぶ!のまとめ

  • ピアノを弾く時の手の交差で窮屈さを感じるなら、背筋が伸びることと肩甲骨を意識してみよう!
  • ピアノでフォルテシモを弾く時は、肩甲骨ゆるゆるを意識しよう!
  • 自転車に乗っている時の姿勢が前傾する状況を思い浮かべてみよう
  • 自転車で前傾しそうな状況で、意識する体の部位を変えてみる(視点を変える)
  • 前傾しなければ踏ん張れないという思い込みを捨てる
  • 脱力のコツは自転車もピアノも同じ!肩甲骨を意識するだけで超簡単!

かくして私は自転車でも肩がこったり力が入る事はなくなりました♪あなたも是非!お試しあれ!

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