人は常に何かを思考しています。「今日はあそこのスーパーに行って、トマトとネギを買うのを忘れないように」と思った次の瞬間には「洗濯物干さなきゃ」と思ったり「あぁ、お湯を沸かしておかなきゃ」と思ったり「今日こそベートーヴェンを弾こう」と思ったり「寝る前に瞑想しよう」と思ったり。思考の連続です。

これらの思考は無意識レベルの事です。今この記事を読んでいるあなたも、読みながら何か別のことも考えているかもしれません。

無意識レベルで考えることは、さらさらと風が吹くように思考が流れていくので、とても軽く忘れやすいものですね。そう、軽いのです。でも全ての思考が軽いわけではありませんよね。

手に入れるには決まりがある

モノを欲しいと思うなら、そのモノを手に入れるにはそのモノを置くスペースが必要です。洋服1着だから、と思うかもしれません。でも、その「たった1着」も積み重なるとクローゼットはパンパンになりますよね。

自分のための洋服が手に入るのは嬉しいものです。でもね、それら全てを着ているのか?というと、そうでもないでしょ。あなたのクローゼットには、この1年着なかった服はありませんか?2年間、1度も袖を通さなかった服は?

1年間で1度も着なかった服は2度と着ることはない。だから処分していい。処分=捨てるのでもリサイクルでも売るのでも誰かにあげるのでも何でもOK。

「手にい入れたい物があるなら、まずスペースをあける」「1つ手に入れるなら1つ手放す」が基本です。それが出来れば、ずっとうまく回っていくでしょう。

知識はアウトプットしなきゃ身につかない

知識欲は心を満たしてくれて、自分を向上させ実生活にも活かせる素晴らしいもの。本を読んだりセミナーを受けたり学校に通ったり何かを習ったり学ぶというのは、心がワクワクするものでしょう。

知識はインプットしている時に本当にワクワクします。心が喜びますよね。でもね、これ、せっかくインプットしても、それで身に付くわけではないのです。じゃあどうしたら身に付くのか?と言うと、タイトルで答えを言ってしまいましたが、「知識はアウトプットしなきゃ身につかない」

一度自分の身体に(脳に)入った知識・情報は、あなたの言葉に置き換えて誰かに説明する事が出来なければ、あなたの身にはなっていないんです。ただ、あなたの中に一時的に入った情報程度に過ぎません。あなたの中に一時的に入っているだけですから、すぐあなたの外へ出てしまいます(忘れ去ってしまいます)。それは悲しすぎますよね。

じゃ、どうしたらいいんだろう?

スポンサーリンク

本当に身に付けたい知識は、あなたの言葉で語ること

そう、本当にあなたが身に付けたい事は、インプットしただけではダメで、それをあなたの言葉に置き換えて発信することです。あなたの言葉で、あなたの手で書き出すのでも良し。ただしこれはパソコンやスマホで文章を打つのではあまり意味がなく、手にペンや鉛筆を握って、あなた自身が字を紙に・ノートに書く事の方が格段に効果が出ます。

その理由は、書くという行為。これはパソコンやスマホで文字を打つよりはるかにたくさんの筋肉を使ったり筆圧がかかったりします。パソコンやスマホでの入力はブラインドタッチが身についている人なら無意識で出来ること。でも字を書くという行為は、1文字書くにも多少の差はあれど「考えて」書いています。この違いです。

書き出す場合は、書いたら・或いは書きながら声に出して読む(音読する)と良いですね。それは書いた文章を目で認識して脳に伝達する他に、耳から入ってくる音声をも脳が認識するという「確認作業」が重なるから、アウトプット量もインプット量も増えます。

書き出すのは身につけるためにとても良い方法です。もし紙に書き出すのではなくパソコンやスマホを使うなら、ブログに書くというのも良いでしょう。これはあなた以外の不特定多数の人が読むかもしれない、という状況の中で書くのですから、その点も考えて書くでしょう。読んでくれた人から何か反応があれば更にあなたの中で反芻することになります。

でもね、最大に効果があるのは、あなたの言葉を誰かに伝えること。誰か聞いてくれる人がいたら、同じような事に興味を持っている友達や知人がいたら、その人がわかるように話すことです。聞いてくれた人がちゃんと理解できたなら、もうそれは完全にあなたの身についています。

手放すのとアウトプットは共通項

  • 欲しいモノゴトがあるなら、それを手に入れるためのスペースをあける
  • モノには必ずスペースが必要だけれど、知識を手に入れるにも脳にはスペースがある
  • 脳のスペースをあけるには、本当に必要で身に付けたいことをアウトプットして完全に身に着けてしまうこと

モノを手に入れるなら何か不要なモノを手放すのは理解できると思います。しかし知識を手に入れるのにもやはり容量に決まりはあります。私たちは脳の3%ほどしか使っていないと言われていますが、だからといってもっともっと脳を使えるかというと、それも簡単な事ではないでしょう。それよりも、ダラダラと蓄積しているだけの知識を、きちんと身に付けてしまいましょう。

最後にお知らせです。

チェンバロから考えるバッハ講座Vol.3 装飾音の考え方〜講座のご案内

ベルギー在住鍵盤楽器奏者の末次克史先生による「チェンバロから考えるバッハ・ピアノ奏法の可能性〜Vol.3 バッハ・装飾音の考え方〜」ワークショップのご案内です。

2018年7月15日(日)13時〜

東京都杉並区のスタジオ・ピオティータさんにて

講座参加費:5,000円

ピアノとチェンバロを使ってのワークショップです。

詳細はこちらのページをご覧ください。お問合せ・ご予約はわたくし荒井がメールで承っております。

chihirohk@gmail.com

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

無料メールマガジンのご案内

ピアニストでピアノ講師の荒井千裕が、あなただけにお送りする無料メールマガジンです。

ピアノ練習法・打鍵・体の使い方や精神コントロールについて、ここだけのお役立ち情報をお届けしていますので、是非登録してみてくださいね。

メールアドレス

配信停止は、いつでもできます
迷惑メールは一切配信されませんので、ご安心くださいね

powered by まぐまぐ!
スポンサーリンク