出来ないことはない!もう少しだけ人生をラクに生きる5つの考え方
ポジティブ思考の人でも、いつもポジティブでいられるわけじゃない。
その必要もないけどね。
ネガティブ思考の人は、頑張って何かをやろうとしても、不安に襲われて「私なんか」とか「どうせ…」と思ってしまう。
どちらも気持ちはよくわかります。
なぜって、私は長年、超が付くほどのネガティブ人間で生きてきたから。
ところがある頃からポジティブ思考にガラッと変わったんです。
それでもね、やっぱり具合が悪かったり調子よく進まなかったりすると、ドカーンと落ち込んだり、人生やめたくなったりも、しますよ。
これは歳のせいかもしれません。
でもね、それでもいいじゃない。だって人間なんだもの。
機械じゃないんだから、いつも超ポジティブでなんか、いられません。
ただ、常にネガティブでいる必要もないよね。
それは、自分で自分の首を締めるようなものだから。
だから、あなたがもう少し、ラクに生きられるように、こんな風に考えてみて!というポイントを5つ、お話しますね。
あなたに出来ないことなどない

勇気が湧く言葉です。
「あなたに出来ない事なんか、ない」
そうね。もし、あなたに出来ないとすれば、それは心のどこかで
- きっと出来ない
- きっと無理
って、思っているのでしょう。
そして、「出来る」ための「事」を、やらない事を選んでいませんか?
ガムシャラにやらなければいけないなんて言いません。
ガムシャラにやる事が必要な時もあるだろうし、やるという意思とは別に、「夢中でやっている」なんていう事もあるでしょう。
でもね、ほんの少し動くだけでうまく行く事も、多いんです。
大事なのは、「出来る!」と信じる事。疑いなく信じる事です。
そして、そのために動く事。
大丈夫!絶対うまく行くから。
大事なのは「今」この時

あなたは「過去」と「今(現在)」と「未来」が、一直線に繋がっているように感じることはありませんか?
過去のいろんな事があったから、今がある。
それは間違いないけど、でもね、「思い込み」や「思違い」と言うのもあるでしょ。
その「思い込み」「思違い」で、
誰かを傷つけたり、
誰かに傷つけられたりして、
それもまた勘違いに過ぎなかったかもしれない。
どちらにしても、それは、「今、目の前で起きている、目に見えているモノゴト」ではないんだよね。
それなら、傷ついたコトに焦点を当てているのは、ただの執着でしかないのかも。
あまり、意味はないのかもしれません。
ただ、あなた自身がその事に焦点を当て続けることで、何かの意味を欲しているだけなのかも。
「未来」は「今」の延長線上で、「今この一瞬」、また次の「今この一瞬」の積み重ねで作られるんだよね。
大事なのは「今」をどう楽しむか?で、「今」を苦しまないと素晴らしい「未来」が訪れない、なんていうのは多分、妄想。
それは、自分で決めた妄想。
「素晴らしい未来を自分にもたらすために、今、わたしは苦しまなければならない」と、あなたが思うなら、きっとそうなの。
あなたがそう決めたのだから、今、また次の「今」も、あなたは苦しまなければいけない自分を作り出してしまうんです。
私はね、自分でどう決めるか?(どう定義するか?)で、生み出される現実は全然変わってしまうのだ、とある時、気付いたの。
練習も同じコトです。
毎日6〜8時間の練習を、汗を放ちながらの練習を積み重ねなければ、私はまともに弾けるようにはならない!
そう、思っていました。理由は、こうです。
「私は劣等生なのだから」と。
でも思い起こせば、誰も私を劣等生だなんて、言っていない。
私のことを「劣等生だ」と言っていたのは、他でもない私自身でした。
他の人と優劣なんかつける必要はなくて、だって、芸術は個性の世界だからね。
でも「私は劣等生だから、苦しい練習を自分に課さなければいけない」って、自分に言い聞かせていただけでした。
でもね、違うの。やらなければいけないのは、長時間のハードな練習ではなく、
- いかに楽しむか?
- いかに気持ちの良い音を出せるか?
というコトを考えて妄想して、響きの世界に入るコト。
大事なのは、「今」この時で、それ以外じゃない。
過分に、過去と未来に執着する必要はないんだよね。
あなたも、「今」をワクワクして楽しめますように!
自分の価値を否定しない

あなたは、自分にはどのくらいの価値があると思いますか?
- 自分なんて、たいしたこと、出来てない・・・
- 特に人の役に立ってない・・・
とか、思っちゃっていませんか?
あなたは、「必要だから」ここに存在しているんです。
もしかしたら、誰かがあなたを嫌いかもしれないけれど、あなたがそこに居るだけで嬉しい・幸せだ、と思っている人が、いるんだよ。
ないものや出来ない事を数えるより、あるもの・出来る事を、数えよ♪
私は家事が得意じゃないし、家事をする事そのものが嫌いです。
だから、喜んで家事をすることはありません。
そんなでも、家人は家が散らかってても全然平気なの。
私がご飯を作らなくても、「やったー!カップ麺が食べられる!」とか「今日はオレが作る!」とか喜んだりします。
→結果的に現在、ほとんどの家事を家人がやってくれるようになりました。
ね、完璧でいる必要なんて、ないんです。
世の中には、「奥さんが料理出来ないなら僕が作る」という旦那様もいれば、
「奥さんが料理出来ないなら、シェフを雇う」という旦那様もいるし、
「奥さんが料理できないなら、外食すればいい」という旦那様も、いるんだよね。
いいじゃない。うまく出来てるんだよね。
必死で苦手なことをガンバらなくても、ちゃんと回るようになってる。
あ、料理の事だけを言ってるんじゃないですよ。
何においても、そうなの。
足りないものは、補えるから、大丈夫なの。
「あなた」にしか、デキナイ事が、あるんだから。
「あなたじゃなきゃ!」ダメだ、という相手だったり、
「あなたの文章が好き」だったり、それは笑顔だったり、意外にブスッとした顔が好きで癒されてる人もいるかもしれないし。
人の嗜好もいろいろだから、決めつけない。
あなたに、価値はあるんだよ!そして、その価値の大小も、あなたが決められる。
だからまずは、自分自身を否定するの、やめようね♪
ピアノも、そうだよ〜!弾けない自分・出来ない自分に焦点を当てないでね。
扉を叩く勇気を出そう!

あなたには、きっともうすぐ、扉を開ける「時」が訪れます。
その扉を開けるかどうかで、未来は変わってくるだろう。
それはね、道が二股に別れていて、どちらの道を選ぶのか?みたいなもの。
でもその前に、まずその扉の前に立つ勇気、扉を叩く勇気が必要。
いや、扉の前には、もう立っているんだよね。
さぁ、深呼吸して、目の前の扉を叩く勇気を出そう!
大丈夫!扉を叩く音は、ちゃんと向こう側へ響き、伝わって、開けられる時が来るからね。
規制を取り払おう!

自分のことを、完璧主義者だと思っている方も、そうでない方も。
何か自分の作品(文字通り「作品」だったり、「演奏」だったり)を、発表する(公開する)事を、ためらっていませんか?
- こんなもので・・・
- この程度で・・・
なんて、思っていませんか?
誰かに、そう言われると、思っていませんか?
そんなの関係ねー!ですよ。
何かを生み出している方なら、あなたの「作品」は、あなたの「子供」と同じ。
演奏する人なら(プロとかアマチュアとか初心者とか、関係なく)、あなたの「演奏」は、今のあなたを表すもの。
こちらも、あなたが今、生み出そうとしているものだから、あなたの「子供」と同じだ。
どちらもあなたの「子供」と同じで、そして「あなた自身」なんです。
だったあら、等身大でいけないなんて事、あるかしら?
例えば演奏。ミスはしない方がいいけれど、ミスする事は、裁かれる事だろうか?
ミスしたから、あの人の演奏はダメ?
あなたが、自分に規制をかけているのは、あなた自身が他の人をも、そうやって見ているからかもしれませんよ?
他の人の事はともかく、あなたが生み出すものに、あなた自身が規制するなんて、もったいない!
生み出す事で、得られる事も、いっぱいありますよ。
ピアノ動画*ショパン「即興曲第2番」
ティブレイクは、ショパン様の「即興曲第2番」Op.36をお送りします。
ショパンの即興曲は4曲あって、一番有名なのは第4番の「幻想即興曲」。幻想即興曲も素敵ですが、私は昔からこの第2番が大好きなのです。
まとめ
- あなたに出来ないことは、ない!
- 大事なのは過去じゃない、今だ!
- 自分の価値を自分で否定しない!
- 目の前の扉を叩く勇気を出そう!
- 自分で敷いた規制を取り払おう!
エンジョイ!あなたのピアノ・ライフをもっと豊かに!
もっとラクに心と体を使ってピアノを弾くお手伝いをしています。
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