失敗から成功パターンを見つけ、心をラクにピアノを弾く3つのコツ
どんなに一生懸命練習を重ねても、本番では予想もしなかった失敗をしたりする。
ちゃんと弾けてたのに、なぜか自分でコントロールできなくなったり、指が勝手な動きをしてしまうのはどうしてかしら?
あなたはそんな経験はありませんか?
あんなに練習したのに!と悔しくなりますよね。
人間は意外と弱いものです。心が折れるのは難しいことじゃないでしょう。
でもね、せっかく楽しくピアノを弾きたい!と思って、日々頑張って練習しているのだもの。
メンタルも強化して、少しでも「悔しい」と感じることを減らしたいと思いませんか?

今日は、あなたのメンタルを強くする方法、心を強く持てるようにするコツをお話します。
Contents
失敗から学ぼう!

「新しい事」が始まる時、始める時。
あなたの中にある、悲しみや苦しさや怖さや嫌悪感を、憎き存在にして、蓋をして隠してしまっていないかしら?
もしも、あなたの体に歪みが出てくるとしたら、そんなあなたの内側の部分が悲鳴をあげているからなんです。
自分の内側の、「あの封印してた感情」と、
自分の外側の、「出てきちゃったあの症状」が、あ、繋がってたんだ・・・って認識できた時、あぁ、すごいなぁ、って感じた。
本当に単純なこと。「思考は現実化する」と言うのも、実にシンプルだものね。
だから、「失敗を怖がらなくていい」って思う。
そうは言っても実際怖いよね。失敗したら、それをなかったことにしたくなるかもしれない。
失敗した自分を、認めたくないかもしれない。
でもね、失敗したその現実を認めてあげたら、学ぶことはいっぱい有る事に、気づける。
だから、すぐ前進出来るんだよね。
先日、どこかで聞いた話。
地球の誕生から今までを、1年だとすると、
人の誕生から今までは、未だ「大晦日」の1日でしか、ないとか。
つまり、まだまだほんの小さな出来事でしかないんだ。
だから、自分の失敗なんて、本当に地球サイズから見たら、なんてちっぽけなこと。
そう思えたら、体から力が抜けるよ。
でもね、そんな地球を毎日、ガシガシと踏みしめて歩いてる私たちは、
ちゃんと地球からエネルギーをもらってるんだよね。よし、大丈夫。
失敗を恐れるのをやめよう。失敗したことを分析できれば失敗は次の成功への通過点になる!
うまくいくパターンを知っておこう

大事な場面って、妙に緊張したり、普段と違う事をしてしまったり、しませんか?
人前でのスピーチだったり、
人前での演奏だったり。
緊張と、集中力と、そして他者の目を気にしてしまう自分の心との闘い。
そんな中で、いつも通りになるはずもなく。
でも、「いつも通り」でなんて、なくていいのよね。
その時の、ありのままを出せれば、表現出来れば、最高だと思うよ。
弱い気持ちが時々目を出して、不安を煽ってくるのは人間だもの。当然のことです。
あなただけじゃ、ないよ。
でもね、誰かと比べる必要なんて、全然ないし。
闘っている本当の相手は、自分自身だからね。
だからね、もし、少しでもいいから
「うまくいった〜!」
「割と気持ち良く出来た〜!」と言う事があったら、ぜひ、その時の感覚を覚えておきましょ。
あなたが「うまくいくパターンを知っておく」のは、とっても大事よ。
あなたのこれからに役立つ財産の一つになるからね。
もし、次に、ほぼ同じような場面があるなら、うまくいった時と同じようにすれば、もう「うまくいく」事は、証明されているようなもの。
ただ。「1から100まで再現しよう」とは思わない方が、いい。
それは執着だからね。それに、100再現しても、面白くないよね。
「今」を楽しむ。
「今」を表現する。
それを存分に楽しむためにも、あなたの「うまくいくパターンを知っておこう!」
うまくいった時の感覚を覚えておこう
「うまく行った時」
=うまく出来た時
=うまく事が運んだ時
その、うまくいく「行き方」は、いろいろあるでしょう。
思わず、えっ?と自分でビックリするくらいすんなりと出来ちゃう時もあるかもしれません。
そして、予想通りの道程を経て出来る時も、あるだろう。
ちらりと頭をよぎった通り、様々な困難な壁が立ちはだかって、それを一つ一つ超えて出来る時も、あるかも。
どんな場合でも、「どうやって出来たのか?」を、覚えておくことをオススメします。
- 何がどうなって、どう展開したからなのか?
- その時、自分は何をどう感じて、どのように動いたから、うまくいったのか?
細かくその描写を覚えておくといいですよ。頭の中で再現できるくらいに。
その、「出来るようになる事例」と言うあなた自身の「引き出し」を、たくさんあなたの中に持っておけば、これから、どんな事に向かっていく時だって怖くない。
そして、今までより早く、出来るようになるでしょう。経験は財産、とは、この事。
あなたがうまく出来た時の詳細を覚えておこう!
シンプルなパターンを見つけよう!

事の大小を問わず、「成功体験」はとっても大事であなたを豊かにするもの。
一度、何かが「成功」するという事を味わったら、また!もう一度!と、欲が出てくる。
その欲が、原動力になったりもします。
だから、もう一度、成功させるには、
「何をどうして、どうやったから、成功したのか?」というプロセスを検証する事が大事。
それがわかっていないと、また一から(ゼロから?)、やみくもに突っ走る事になるから。
だけど、ある程度、
- 何をするのか?
- どうするのか?
- どんな順番で?
と言うのがわかっているのは、ある意味、道標になるし、時短にもなります。
ただね。気をつけたい事があります。
きっとあなたはいろんな事を、試行錯誤してきたでしょう。
すると、一体何が本当のところ、どれだけ効果があったのか?
わからなくなってしまう、という危険があります。
- あれ、良さそうだから、やっておこう
- これも、効果ありそう!やっとこう!
って、あれもこれもやっていたら、本当は何が良かったのか、何が効いたのかわかりません。
もしかしたら、たった一つの事が、ものすごい効果を発揮していたのかもしれないのに、
そうだとしたら、あれもこれもやるのは、とっても労力がいるし、無駄じゃないかしら?
だから、なるべく、シンプルにね。あなたにとって効果あるシンプルなパターンを見つけましょ♪
楽観的にいこう!

物事を詰めて行くと、いろんな壁があっちこっちに立ちはだかって、何度も試される時が訪れます。
はじめのうちは、ヨシキタ!と、意気揚々と挑んで乗り越えていける。
ところが何度も壁が現れると、次第にその壁はうんと高くなり、うんと厚くなったように感じて、乗り越えるのがとても、しんどくなっていきます。
でもね、諦めないで。
気持ち、しんどいよね。でもさ、もう少しなんだよ。ここまでちゃんと歩いてきた。積み重ねてきたよ。
ここで気持ちまで捨ててしまわないで。
もう少しで叶うから。
もう少しで達成するから。
もう少しで、何かが変わるから。
何か、突破口が見つかるかもしれない。
誰か、手を貸してくれる人が現れるかもしれない。
だから、諦めないで、楽観的に行こう!
こんな時こそ、楽観的に。うまく運んだ時の事を想像してニマニマしちゃおう!
ピアノ動画*ドビュッシー「沈める寺」
ティブレイクは、ドビュッシー様の「前奏曲集第1巻」から”沈める寺”。
ピアノはスタインウェイでした。
心をラクにピアノを弾くコツのまとめ
- 失敗を分析できれば、次の成功につなげられる!失敗を恐れるな!
- うまくいった時のパターンを知っておこう!
- 諦めず、楽観的にいこう!
エンジョイ!あなたのピアノ・ライフをもっと豊かに!
もっとラクに心と体を使ってピアノを弾くお手伝いをしています。
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