心をラクにして成長させる6つのポイント!「ねば」をやめて全力で楽しもう!
どんなに頑張ってやっても、日々努力を積み重ねていても、意外と簡単に心は崩れやすいもの。
あなたはそんな経験ありませんか?
もうね、めっちゃ頑張ってつらい地道な練習を積み重ねてきたのに、先生からも「いいよ!」と言われたのに、いざ本番ではなし崩し的にボロボロに….
あるある〜、私はめっちゃ経験あります。ピアノに限らないわ。
人前で何か話をしなければいけなかった時も、いきなり赤面してしまって口ごもってしまったり。
言いたいことが言えなかったなんて時もあれば、同じことばかり繰り返し話してしまったことも。
どんな経験も、思い出すと恥ずかしくて穴があったら入りたくなりますが、それらの経験を紐解いてみると、準備不足でもないし、結局自分の心があまりに弱いから、という事に気付かされるのです。
結局は自分自身との闘い、だなんて言いますよね。
じゃあ、どうやったら自分自身との闘いに勝てるのでしょうか?
あなたを成長させるために、あなたがもっとラクになれる心の持ち方について、お話します。
Contents
自分を成長させるために、ちゃんと労ってあげよう

何事も、バランスが大事です。
前進していく時には、たくさんのエネルギーを必要としますよね。
「エネルギーを放出する」と言う方がふさわしいかしら?
そんな時は身も心も前を向いているから、自分では気付きにくいけれど、たくさんの、真っ直ぐなエネルギーを放出するのだから減るものがあります。
すると、自分で自分を支えられなくなる時が来る。
急にガクン、と来ちゃうのよね。
バタン、と寝込んだり。
何故か動けなくなったり。
だから、うわーっ!とエネルギーを出したら、少し自分を労ろう。
- 頑張ったね
- ありがとうね
と、自分の体に感謝してみる。自分の体を自分で、ぎゅっと抱きしめてあげましょ。
てのひらで頭を覆って「いっぱい働いてくれて、ありがとう」
てのひらを、まぶたに当てて「いっぱい見せてくれて、ありがとう」
てのひらを、喉に当てて「いっぱい、気持ちを発してくれて、ありがとう」
てのひらを、胸元に当てて「いつもいつも動いてくれて、ありがとう」
ちょっとバカみたい?これをやっている人を初めて見た時、実はちょっと引きました💦
でもね、自分の体がちゃんと動いてくれるのは、当たり前ではないんですよね。
ちょっとケガや病気をしたことがある人ならわかるでしょう。
自分の体だからこそ、ちゃんと感謝して労ってあげましょうね。
体が動いていてくれるからこそ、毎日ちゃんといろいろ出来るんだもの。
体が反抗(抵抗)したら、
熱が出たり、怪我したり、
節々が痛くなったり、
声が出なくなったり、自分の動きを止められてしまうのだから。
だから、自分をもっと成長させるために、あなた自身を労りましょうね。
小さな成功を認めよう

何かをやり遂げるポイント。
それはね、そのやり遂げる最終目的地だけじゃなく、途中に小さな達成ポイントを作っておく(小さな峠を作っておく)ことです。
そして、その小さな達成ポイントに到達するたびに、
「よし!よくやった!わたし、すごい!えらい!」と自分を認める。自分を褒めてあげましょう。
小さな子供達だって、同じです。わたしが子供の頃には、それは厚い1冊の教本だったものが、今は、5冊くらいに分冊されているものもあります。
分厚い1冊の教本を使っていると、やってもやっても1冊終わる気がしなくて、イヤになってもしょうがないですよね。
でも、分冊になっている教本を使えば、少し頑張ったら1冊終わる!次の新しい本に進める!っていうのが、嬉しい。
小さな成功を認めること。それが大きな事を達成する秘訣、だね。
完璧の壁を取り払おう!

あなたは今、対峙している事を出来る限り「完璧に」「理想の形に」仕上げたいと思っていませんか?
(何を持って「完璧」と言うのかは、横へ置いておきます)
自分に「アマアマ」で居るよりは、厳しく重箱の隅を突くタイプでいられた方が、質の良いものは出来ます。
だけどね、必ず「完璧」でなければいけないなら、多分ほとんどの人が何一つ、達成出来ないのではないかしら?
そもそも「完璧」も、主観と客観では随分と開きのあるもの。
大事なのは、「そのこと」に真っ直ぐに、心を込めて対峙しているという事だと思うのです。
あ、もちろん、「行動してる」という前提でね。
もし、「完璧」を目指すあまり「行動する」という、わずか「一歩」すら踏み出せないのだとしたら、本末転倒で滑稽です。
誰も怒らないし、失敗したからといって(完璧に出来なかったからと言って)、誰もあなたを責めないし、あざ笑ったりしません。(そうされると思うのは、あなたの不安が生む妄想です)
だから、とにかく一歩を踏み出そう!
そして、それを心を込めてやり遂げる!と言う事を、大事にしたいですね。
「完璧の壁」を、取っ払っちゃおう!
素直であるということが、上達の近道

「素直」という言葉は、時々自分から一番遠いもののように感じます。
「素直である」ということは、「いい子で居る」の同義語だと思ってしまうのかもしれません。
だから、「素直でいたくない」と、天邪鬼が囁くのかも(笑)。
でもね、自分が前進するために・自分が向上するために、「素直であること」は欠かせないの。
前進したいのに、
向上したいのに、
素直でいられない、と言うのは、自分でアクセルとブレーキを同時に踏んでいるのと同じこと。
それなら、「素直」=「いい子」という自分勝手な定義を、
「素直」=「どんどん向上!」と書き換えればいいんだ!うん、書き換えよう!
「素直である」というコトは、自分が「どんどん前進して、どんどん向上するコト!」なんだ!
素直でいられなければ、何でもスッと吸収することは出来ないの。だって、いちいち
「えーそれはさぁ・・」
「でもそれって違くない?」とか言ってたら、そりゃブレーキよね。
もしかしたら、違うところ・間違ってることもあるかもしれないけど、最初からいちいち疑ってたら進めません。
まずは素直にやってみること。やってみた上で、あ、違う方法のほうが良いのかな?と気付いたら、変えればいい。
でも、やってみないことには、それが違うかも?というコトにすら、気付けないものね。
変化を楽しもう!

変えられないコトに焦点を置かず変えられたらどうなるか?を試してみませんか?
雨だと憂鬱になるかしら?でもね、雨が降らなかったら、水不足で困った事になっちゃう。
やっぱり「恵みの雨」 なんだよね。
いろんなものを洗い流す、浄化の雨 とも言えます。
子供だったら、水たまりをパシャパシャと濡れるのも汚れるのも、おかまいなしで歩く。
私が子供だった頃は、その音や感覚を楽しんでいました。
だから、「雨が降っている」と言う事実は変えられなくても、自分の気持ち・感じ方を変えるコトは出来るでしょ。
そうそう。朝にね、日本で一軒家だったら玄関先の道路に、水をまいたりしますよね。
あんな感じかしら。
ずーっと雨が降らなかったら、土地も植物も人の心も、乾ききってしまうでしょう。
じゃあ逆に、雨続きだったら?
それほどまでに乾ききっていた、ということじゃないかしら?
それだけの雨が必要だったってことだと思います。
その必要な恵みをもたらしてくれるのだから、有難いこと。
雨の日じゃなきゃ着られない服や靴も、存分に楽しめる。
せっかく買ったレインブーツも、出番がないんじゃ、ね。
ものは考えよう。とらえようですよ。
ちょっと変化させれば、うんと楽しめちゃうよ!
目の前のことを、全力で楽しもう!
何においても通じることですが、一番大事な「時」は「今」です。
その「今」という瞬間は、次の瞬間にはもう「今」ではなく「過去」になっている。
「未来」は「今」ではないけれど、「今」の積み重ねで訪れる。出来上がりますよね。
つまり、「今」をどう過ごすか?で、「未来」は変わってきます。
言い換えれば、「未来」は「今次第」でいかようにも変えられるという事。
今、目の前にある事を、全力でやる・取り組む。
そうしたらいい事はわかっていても、「やらねば」になると、やりたくなくなるのよね。
だったら、「ねば」をやめればいい。
どうすればいいかと言うと、そりゃもう、全力で「楽しむ」!楽しんじゃえばいいわけよね。
楽しもうって思えば、何だって楽しめちゃう。
気の持ちようです。
意識の置き方次第。
ものは捉えよう。
同じ事をやるなら、せっかくだもの、全力で楽しんじゃいましょ。
ピアノ動画*フォーレ「ドリー組曲」から”優しさ”
ティブレイクは、フォーレさまの「ドリー組曲」から第5曲”優しさ”をお送りします。
フォーレの「ドリー組曲」は、もともと4手用のピアノ連弾曲として作曲されました。
これはピアノ・ソロ用に編曲されたものです。
自分を成長させるための、心の持ち方まとめ
- 自分を成長させるためには、ちゃんと自分を労おう!
- 小さな成功を、どんどん認めちゃおう!
- 完璧の壁なんか、取っ払っちゃえ!
- とにかく素直になってみよう!
- 変化を怖がらなくていい!楽しんじゃおう!
- 目の前にあることを、とにかく全力で楽しもう!
エンジョイ!あなたのピアノ・ライフをもっと豊かに!
もっとラクに心と体を使ってピアノを弾くお手伝いをしています。
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