ピアノ上達2つのポイントは振り返るスピードと客観的に見直す事!
ピアノを弾くことが大好き!なら、少しでも上達したいと思うでしょう。
上達するために、今よりも少しでも前進するために、あなたは何をしているでしょうか?
ひたすら練習あるのみ?
いや、上達したいからレッスンに通ってる?
うん、そうよね。どちらも間違ってなんかないです。
でもね、それだけじゃもったいない!
もう2つほど意識してやってみると、あなたの上達への時間がキュルキュルキュルっと早送りするように近づいてきますよ。
今日はその「もう2つのピアノ上達のポイント」についてお話します!
題して「振り返るスピード」と「客観的に自分を見ること」。
ぜひ、やってね。
Contents
ピアノ上達のポイントその1、振り返るスピード

今まで教室の発表会が終わると、必ずやってきた事があります。
それは、撮影したビデオを編集して、各自にデータとしてお渡しする事。
でもね、それをもらって終わりにするんじゃ、勿体無いのね。
動画をもらっても、ダウンロードしない人もいます。ダウンロードしても、見ない人もいます。
逆に、今か今か!と待ちくたびれていた方も、いるわけです。
すぐにダウンロードして、何回も何回もチェックした人、
すぐにダウンロードしたけれど、再生ボタンを押すのに、かなりの勇気が必要だった人もいます。
どちらも気持ちはわかりますよ。よくわかります。
でもね、もしあなたが「もっと上達したい、うまくなりたい!」って思うのなら、見ようね。
そしてね、上達するのが早いと感じるのは【すぐにフィードバックを下さる方々】です。
今まで何人もの方々から、「自分の演奏と向き合って」のメールを頂きました。
そこまで自分を見つめるの、怖かったよね…辛かったよね…
でも直視したら、実際にどれほど(前回より)自分の状態が良くなっているのかが、わかってニコニコになった方もいます。
それはね、見なきゃわからないの。振り返らないとわからない事でしょ。
自分が舞台で弾いた記憶が鮮明なうちに、振り返るんです。
ステージにいる自分と、客観的に見たらどうかという事は、違うのだから。
「見ました」ではないの。
「見ました」で終わったら何も得られないよね。
「何が良かったか」「何をどうすれば、もっと良くなるか」を見るんだよ。
でなきゃ、見る意味がない。
「良かったこと」もね、予測できた良かった事は、あなた自身で思っていたのと同程度の良さだったのか?
開きはなかったか?を見る。
自分じゃイマイチだと思っていた事とか、気にもしていなかった事が、意外と良かった!ということもあるの。
これはね、自分自身を「認める」事だからね。
良いことも、成長したことも、これからどう成長すべきか?ということも。
ステージを経験するのは、宝です。
その宝はね、見方一つで、倍々に増やせるんだよ!
こういうのはね、時間が立ち過ぎるとあなた自身の状態の記憶がなくなっちゃうから、出来るだけ早く観ましょうね。
録音でもOKよ。
そうね、あなたの表現力を上げるためにも、なるべくたくさんの言葉で感想を書き出すようにしてみましょう。
- 思ったより良かったこと
- 想像通りに出来たこと
- 自分で目をつぶりたくなっちゃったようなこと
- あまり気にしていなかったけど、思っていたように弾けていなかったところ
そして、そうなったのはどうしてか?を考えて書き留めておきましょうね。
ピアノ上達のポイントその2,客観的に自分を見ること
上で書いたことを繰り返すようでもありますが。
練習していて、自分で「あ!ここ、違う!」
「こう弾きたいんじゃ、ない」
「こう捉えればいいんじゃない?」
「どうしたら、思うように弾ける?」とか、気づいて、あれこれ試行錯誤してみるでしょう。
あ!そうか!こうか!こうやればいいかも?と、その方法を見つけてやってみる。
おお!いいカモ?と嬉しくなったりして、そんな事を繰り返していくでしょう。
で「あ、出来たね。うん、よしよし、思うように歌えるようになってきたよ♪」と、思う。
だけどね、そう思ってるだけだと実際にどうなのか?っていうところは、自覚できない。でしょ?
だから、録音とか録画とか、オススメしてます。
新しくレッスンを受け始めた大人ちゃんも、すごいの。
1回言っただけなのに、ちゃんと自分の練習をスマホで録画して、チェックしているの。
素直ですぐに行動に移せるというのは、最高の上達の武器です。
私も、初心忘れるべからずで録画。
ウーハー!全然、思ってたのと違うわー。あんなに直したのに(直したつもり)、違ってる。
というか、時差があるんだ!と、気づきました。気づけたのだから、収穫ですよ。
だから是非、あなたも録画・録音してみて下さいね。
撮りっぱなしにしないで、チェックするのをお忘れなく!
ピアノ動画*ラフマニノフ「アンダンテ・カンタービレ」
ティブレイクは、ラフマニノフ様の「アンダンテ・カンタービレ」をお送りします。
ピアノはファツィオリ。イタリアのピアノですが、意外とラフマニノフも合うのね〜って、盛り上がりましたよ。
ピアノ上達の2つのポイントまとめ
- 振り返るスピードを早くする
- 客観的に自分を見直す!
なるべく細かく描写してね。
自分で気づいてこそ学びは前進できるものですよ。
エンジョイ!あなたのピアノ・ライフをもっと豊かに!
もっとラクに心と体を使ってピアノを弾くお手伝いをしています。
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