感謝する気持ちが心の扉が開く!出来ない事はない!壁を打破する方法
私には無理!出来ない!って思って諦めてること、蓋をしていることはありませんか?
それなら今、あなた自身にこうつぶやいてみて下さい。
「わたしに出来ないことなど、ない!」って。
それを言った瞬間、あなたは何を感じたかしら?
恐れ多くて体が震えた?それとも、不思議と力が湧いてきたかしら?

一昨日は満月でした。お月さまのエネルギーって、どうやら凄いもののよう。
お月さまの力を信じようが信じまいが、私たちはお月さまのエネルギーに随分と引っ張られたり影響を受けています。
私は満月や新月の前後はものすごく眠くなるし、満月の前後の食欲は底なし胃袋か?と自分でも毎回驚くほど。
人間の体は約70%が水分なのでしたっけ?
だったら月の満ち欠けの影響を受けないほうが、おかしいのかもしれません。
お月さまの話はそれくらいにして、ちょっと「あなた自身」の声を聞いてみませんか?
そう、出来ないって言ってても始まりません。
まずはあなた自身の内なる声と、あなた自身がちゃんと向き合ってみましょう。
自分の心と向き合う事が出来れば、壁を打破する方法が見えてきますよ。
Contents
あなたに出来ないことはない
本当に出来ないと思い込んでいるのは、あなた自身です。
あなたの周りの人が「あなたには出来ないわ」「それは無理よ」と言うかもしれません。
ドリームキラーはどこにでもいます。
でもそれは、あなたの中のもう一人のあなたの声でもあるの。
実は、あなた自身が周りの人に投影して言わせていること。
人には誰でも二面性があると思います。
あなたの中には勢い良くアクセルを踏もうとするあなたと、手綱を引くようにブレーキをギュッと踏み込むあなたが存在しているの。
どちらもあなた。
アクセルを踏もうとしているのは、前へ進みたいあなた。
だけど何かを選ぶ・決断する・今までと違う道を進むと言うのは、誰にとっても「不安・怖さ」はつきもの。
そんな「不安や怖さ」少しでもあると、誰かに止めてほしい、誰かに無理だと言ってほしいという無意識のあなたがドリームキラーを生み出します。
あなたは「わたしには出来ないことはない」と信じることが出来る。
だって、あなたには出来ないことはないのだから。
あなたはいつだって祝福されている
いつだって祝福されているというのはどういうことでしょうか?
それはね、一番シンプルで一番大事なこと。
つまり「今日わたしは生きている」ということです。
これを祝福されていると言わずして、何と言ったら良いのでしょうか?
今日、起き上がれることも、目を開けられることも歩けること、ご飯を食べられることも、食べるご飯があることも、ピアノを弾ける体があることも、全て祝福されているからこそです。
つまり、祝福されているというのは、あなたには「感謝することがある」ということ。
有難いことですね。
自分を認める
大事なことは自分を見下さない。
自分を卑下しないこと。
これ最悪ですよ。
私も昔は自分を卑下しまくっていましたけどね。
これをやっている限り、良い事なんて絶対起こりません。
「わたしなんて」「だって」をやめる。
自分を責めるのをやめる。あなたはそのままでいいのです。
もっとこうなりたい、変わりたいと思うのは悪くない。
だけどね、「今のわたし」だって「いいんだよ」って認めてあげる。
まずはそこから。
大丈夫。大丈夫。あなたは今日もツイてるよ!
わたしが、わたしを信じてあげよう!
自分を認めるとか自分を信じるとか、一見、当たり前っぽくて簡単そうなコト、実は一番難しい気がします。
特に、日本人はその傾向にあるような。謙遜を美徳とするような中で育って来たからかもしれませんね。
世代もあるでしょうけれど。
誰かに褒められても、「いえいえ私なんてそんな…まだまだ…」と、折角褒めてくれてるのに、自ら全否定したりする。
あなたはそんなこと、ありませんか?
これはまるで自虐ですよね。
ずっと自分を否定して卑下して生きてきた私が、中2の時に同じクラスだったある女子生徒の言葉で、開眼させられる出来事がありました。
他愛もない事なのですが、何かの授業で(音楽とか理科の実験とかで)教室移動をしている時に、たまたまその彼女と私は隣り合って歩いていたの。
その彼女とはほとんど話をした事はなかったんだけどね。
でも彼女が、私の何かを褒めてくれたんです。
私、びっくりしちゃってね。
まず褒められた経験が皆無だったし、その上、その彼女とはほとんど交流がなかったので、何で私を?って驚いたんです。
それで、素直に受け止められなくて「いやいや、そんな事ないよ」って否定しちゃったの。
それってね、私が私自身を否定してるんだけど、それだけじゃない。褒めてくれた彼女の言葉をも、彼女の気持ちをも否定している事になるんですよね。
その時は気づかなかったんだけど。
でもね、彼女は心が広くて大人でした。
「そんな風に自分を”出来ない人”とか”可愛くない人”って決めつける必要、ないよ。あなたは十分、素敵なんだよ」って言ってくれたんです。
ちょっとその場に立ち尽くしてしまうくらい、体に電流が走るような、感動を覚えました。
それまでの私はとっても卑屈だったので「大して仲良くもない私を褒めたって、何にもならないじゃん」的、超卑屈でしょ(笑)。
だけど彼女は、その卑屈の壁を木っ端微塵にしてくれたんですよ。
あの時の彼女の笑顔は、今も覚えています。
あれきり、交流がないのだけれど。
最近は、褒めると照れながらも、素直に喜ぶ大人も増えてきたと思います。
そんな姿を見ていると、可愛いよね〜って思うの。
だってさ、ちゃんと頑張ってるんだから、人知れず努力してるの、わかってるもの。
成果は目に見えて現れているのだから。
「良くなったね」とか「ここが良かった!素敵!」などと言われるのは、「本当にそうですよ」って証明してもらってるようなもの。
それなのに否定したり謙遜しちゃ、もったいない。つまらないよね。
もう、自分で自分を否定するのは、やめよう。
あなたが、あなた自身を信じてあげましょ。
自分で、自分を認めてあげましょう。素直にね。
自分で自分を信じてあげられたら、人にも素直に言葉が出るようになりますよ。
人に対して「おべっか」「機嫌取り」「お世辞」?のように言ったり、
人から言われた事も「ちぇ!お世辞かよ」と思ったり(ひがんだり)するのは、
自分が相手にそうしているからなんだよね。
まず、自分が自分を信じてみましょ。
目の前に「ある」コトに注目する
「出来ない」「難しい」「無理!」を、探さない。
- 目の前に「ある」コトに注目する
- 目の前に「ある」コトに焦点を当てる
「ない」コト・不足している事に注目している限り、行動を起こし続けるのは難しいんです。
ない物事に注目するより、目の前の「ある」コトに注目していれば、今、確実に「出来るコト」、確実に「継続出来るコト」が見えてくる。
そうしたら、それをやるだけでしょ。
きっと没頭出来るだろう。
「ない」モノゴトに焦点を当てている限り、前を向いて進むことは、出来ないんです。
でもね、見方・捉え方の問題だから、
ピントをずらして見てみれば、あなたには「有る」物事に満ちていると気付くでしょう。
そして、「ある」のは当たり前ではないと思えれば、感謝の気持ちでいっぱいになります。
すると、義務感や責任感ではなく、ワクワクして夢中になっていく事がどんどん増えていきますよ。
同じコトと向き合うのでも、見方・とらえ方次第で全てが変わる。変えられるんです。だから、目の前に「ある」コトに
注目しよう!
「今」に集中しよう
「集中する」と「意識する、」とか、簡単に言うけど、本当は全然簡単じゃないですよね。
でも、だからこそ、私達は「今」に、集中する事を忘れたくありません。
私達に大事なのは、少し先の未来ではなく、「今のこの一瞬」だという事を。
少し先の未来を、あなたにとって素晴らしいものにするために、「今」の、この一瞬が与えられているのかもしれないでしょ。
そう思えたら、大事に出来るのかもしれませんね。
この瞬間を楽しむ

今この「瞬間」を迎える事が出来る幸せを、忘れない。
いつか、この「瞬間」を感じられなくなる時が訪れます。
例外なく全ての人達に訪れる。
だから、今、の「瞬間」を迎える事が出来る事に、感謝する気持ちを忘れないようにしたいですね。
そして、精一杯!この瞬間を楽しむ。味わって慈しむ。
何もしない事を、責めない。
豊かに目の前を流れる光景を、味わう。
鳥のさえずりを、楽しむ。
考える事が出来る、その時を味わう。
ピアノに触れる事が出来る事を、味わう。
命がある事は、奇跡なんです。
実力を発揮するために

あなたは、本番で実力を発揮するために、何かしている事はありますか?
例えば、ショパンは自分の演奏会の前には、その日のプログラムではなくバッハ作品をずっと弾いていた、と言います。
あなたは何か、いつも必ずしていると言う、ゲン担ぎのような儀式のようなこと、ありますか?
私はね、ショパン様を例にあげた後に書くのは何ですが。
大好きな「カレー」断ち「チョコ」断ちを、本番の1ヶ月前から、やっていました。
ところが、ある時から、やめちゃいました。
それはね、単純な話なの。
あんなに大好きだったカレーもチョコも日常的に、口にしなくなったのです。
嫌いになったわけじゃないの。だけど、食べなくなりました。
ある日突然、嗜好が変わってしまったのです。
それは2015年の9月1日の事でした。
なんかスコーンと、いえ、ストンと体の中にあった何かが消えてなくなった感じ。
執着かな?うん、多分執着です。
物を持っているコトの執着もなくなったんですよ。それはさておき。
そんなわけで、それまで本番前にしていたゲン担ぎが、無くなってしまったのです。
それからでしょうか。本番への精神的なものの運び方も、本番での気持ちの持ち方も、全てが変わったような気が。
ゲン担ぎの代わりにするようになったことがあります。
それは「感謝」。
ピアノに向かって、今日もピアノを弾ける体でいられる事に感謝。
自分がピアノを弾ける環境・ピアノを好きになれる環境に置いてくれた家族に・親に・祖父母に感謝。
本番でも同じこと。
お辞儀して椅子に座って、さぁ、弾き始めようとする前に深呼吸して、まず感謝する。
今日の日を迎えられたことに感謝。
今ここにピアノがある事に感謝。
聴いてくれる人が一人でもいる事に、感謝。
この場所で、この機会に、弾かせて頂ける事に感謝する。
だって、全ては当たり前ではないから。ね。
このように思えると、本番直前に襲われる不安や、暗譜落ちるかも?あのフレーズで走っちゃうかも?
音外したらどうしよう?などという事柄は、結構どうでも良くなります。
どうでもいいって言うと、語弊があるかもしれませんが。
でも、目標は完璧に弾く事ではないから。
完璧に弾く演奏を聴かせたいなら、「わたしのベスト・パフォーマンス」を録音しておいて、流せばいいでしょ。
そうじゃなくて、ライブだから、その瞬間でしか味わえない音楽・楽しさを共有する時間なのだから。
と、私は考えています。
もし、あなたにゲン担ぎや、本番前のあなたなりの儀式があるなら、それはとても素敵な事。
ぜひ、ゲンを担いでくださいね。
これも、実力を発揮するために大事なものですよ。
今日のピアノ動画*ショパン「春」Op.74-2
ティブレイクは、ショパン様の「春」Op.74-2をお送りします。
エンジョイ!あなたのピアノ・ライフをもっと豊かに!
もっとラクに心と体を使ってピアノを弾くお手伝いをしています。
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