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ブラームスの人生と作品を少し知ってみない?5月7日はドイツの作曲家ブラームスの誕生日

この記事は約8分で読めます。

クラシック音楽に関わる人なら覚えておきたいこと。今日5月7日はドイツの作曲家ブラームスの誕生日です。ブラームスはピアノの作品も素晴らしいものをたくさん我々に残して下さいました。

ブラームスのお墓

ブラームスの誕生日に寄せて、少しブラームスのことや作品についてお話していきましょう。

ブラームスってどんな人?

ヨハネス・ブラームスはドイツの作曲家。1833年5月7日にハンブルクに生まれ、1897年4月3日に当時のオーストリア=ハンガリー帝国のウィーンにて63歳で亡くなりました。

ヨハネス・ブラームスの父は市民劇場オーケストラのコントラバス奏者。ヨハネスが最初の音楽教育を受けたのは、この父からでした。

10歳で初めてステージで演奏すると、それを聴いていたアメリカの興行師がアメリカへの演奏旅行を提案したそう。でも当時ピアノを師事していた先生に反対され叶わなかったようです。

当時の先生が反対した理由はきっと、小さいうちに商業的にもてはやされて一時で潰されてしまうかもしれない事を恐れたのかもしれませんね。アメリカ行きを反対したブラームスの先生は、更に高度な音楽教育を受けられるよう、他の先生をブラームスに紹介。あぁ、なんていい先生なんだ!ちなみにアメリカ行きを止めた先生の名前は「コッセル」先生。

さて、コッセル先生のお陰で、より良い音楽教育を受けられるようになったブラームスなのですが、ブラームス家の経済状況はあまり良い方ではなく、ブラームスはレストランやパブなどで演奏することで稼いでいたそう。わずか13歳の頃のことですよ。涙なくして語れない...

でも、そうまでしても頑張れるからこそ、大成するのですよね。きっとね。

新しい師匠マルクスゼンのもとで作曲を始めると、作曲に専念しようとピアニストとしての道を断念。しかし、その後に発表した「ピアノ協奏曲第1番」「ピアノ協奏曲第2番」の初演は自ら演奏したとのこと。あの難曲のピアノ協奏曲2曲を、自ら演奏するとは、やはり相当な腕の持ち主であった事に違いはないでしょう。

さて、そのブラームスもその後、作曲家フランツ・リストと出会ったり、やはり作曲家のロベルト・シューマンに出会います。シューマンとはとても良い関係になったようで、このあたりはよく知られている事かと思いますが、シューマンが身投げをしてからはシューマン家を支えてきたとか、シューマンの妻クララ(ピアニストで作曲家)と恋愛関係になっていたのかも?な憶測も。

そのあたりはご想像にお任せするところです。

ドイツ三大Bとは

ドイツ三大Bとも言われるのを聞いたことがあるでしょうか?

ドイツ三大Bとは、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)、ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)、そしてヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms)の3人のドイツの作曲家のことを表しています。

そもそもこの「ドイツ三大B」と呼ばれるようになったのはどうしてだと思いますか?

実は、ベルリン・フィルの礎を築いた指揮者でピアニストのハンス・フォン・ビューローという人がいました。このビューローが称賛していたブラームスを推すために、偉大な作曲家として名を馳せていたバッハとベートーヴェンを抱き合わせて「ドイツ三大B」として持ち上げたのだとか。

なるほどね。「ドイツ三大B」の三人の偉大な作曲家を見てみると、ちっとも違和感がなく納得できてしまうと思いませんか?

ちなみにバッハの「平均律クラヴィーア曲集」を【旧約聖書】、ベートーヴェンの「32のピアノ・ソナタ」を【新約聖書】と喩えたのも、ハンス・フォン・ビューローです。

ブラームスは史上初のレコーディングを行っていた?

なんと、ブラームスは蓄音機で録音しています。

蓄音機で録音したきっかけは、あの発明家トーマス・エジソンだったのだとか!

それは1889年12月2日のこと。トーマス・エジソンの代理人からの依頼で、ブラームスの「ハンガリー舞曲第1番」と、ヨーゼフ・シュトラウスの「ポルカ・マズルカ”とんぼ”」を蓄音機で録音しました。ブラームス56歳の時のことです。

しかし、ブラームスはこの録音を経験して、自分の老いに気づきショックを受けたよう。意欲の衰えを感じ、作曲を断念する!と遺書まで書いています。

ところが(笑)。この後、クラリネット奏者の演奏を聴くと触発され、いとも簡単に創作活動(作曲の世界)に戻ってきます。わーい!

そしてクラリネットのための作品(三重奏曲・五重奏曲・ソナタなど)、ピアノ小品集(Op.116から119)、「4つの厳粛な歌」Op.121などを生み出します。

そしてクララ・シューマンが亡くなった1896年の翌年、肝臓がんを患ってブラームスは生涯の幕をおろしました。

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ブラームスの作品をちょっと知ってみよう!

あくまで私の個人的な興味のもと、ブラームスの作品を紹介して参ります。

私がブラームスの作品に初めて触れたのは、中学1年の時だったかと。その美して悲しくて、荘厳な音の響き・振動に、心が震えたのを覚えています。その作品とは「ドイツ・レクイエム」。

ブラームス「ドイツ・レクイエム」Op.45

中1で心が震えて虜になったのが、ブラームスの「ドイツ・レクイエム(Ein deutsches Requiem)」でした。そう、ピアノ作品ではなく、オーケストラと合唱と、ソプラノとバリトンの独唱とで演奏される宗教曲です。

「レクイエム」は「鎮魂歌」と訳されますので、何となくその荘厳な感じが想像できるでしょうか。

一気に書き上げられた作品ではなく、書いては仕舞い、何かのきっかけがあるとまた出してきて手直しをしたりと、およそ10年の歳月をかけて1868年に完成し、翌1869年に初演されました。

「ドイツ・レクイエム」は全7曲から成り、歌詞はドイツ語。その歌詞は、ブラームスがルター訳の聖書から選んだ言葉で綴られているそう。

  1. 悲しんでいる人々は幸いである
  2. 人は皆草のごとく
  3. 主よ、我が終わりと、我が日の数の
  4. 万軍の主よ、あなたの住まいは
  5. このように、あなた方にも今は
  6. この地上に永遠の都はない
  7. 今から後、主にあって死ぬ死人は幸いである

各曲の詳細・歌詞などについて興味の有る方は、以下のページをご参照されることをおすすめします。

ブラームス:ドイツ・レクイエムの歌詞と音楽

演奏も、是非聴いてみてね。ここでは演奏のご紹介はしませんが、機会がありましたら是非、コンサート・ホールで生で聴く事をオススメします。とっかかりはYouTubeで探してみるのも良いかもしれません。

ブラームスのピアノ動画*「間奏曲」Op.118-2

ブラームスのピアノ曲の中で5指に入るであろう人気曲の一つ、こと大人のピアノ愛好家に大人気なのがこの「間奏曲」Op.118-2。

数え切れないほどの大人のピアノ学習者さん達がレッスンに持って見えたダントツ第1位(全ての作曲家の作品を合わせての第1位)がこの曲なのです。

1893年に完成された「ピアノのための6つの小品」Op.118の第2曲”間奏曲”。

クララ・シューマンに献呈されています。

柔らかさと優しさと温かさ、包容力を感じる、確かに大人な一曲ですね。

ブラームスのピアノ動画*「間奏曲」Op.119-1

こちらもブラームスによる「間奏曲」ですが、Op.119-1。何故か間奏曲なのに、作品119の第1曲なのです。

1893年に作曲された「4つの小品」Op.119。なんと第1曲から第3曲まで”間奏曲”で、第4曲は”ラプソディ”となっており、ブラームスが作曲した最後のピアノ作品です。

第1曲は、とても詩的な作品。この作品について、ブラームスはクララ・シューマンに手紙を送っています。

あなたが喜んでくれるだろうと思って

あなたのためにピアノのための小品を書きました。

不協和音で渦巻いている曲です。

大好き!弾き始める前から、声帯の振動を感じる不思議な「振動力」を感じる作品だと思います。

ブラームスのピアノ動画*「2つのラプソディ第1番」Op.79-1

お次は割と若い方に人気の作品だと思います。私自身の人生初ブラームス作品。初めてピアノの先生から与えられたブラームス作品がこの曲でした。

ブラームスの「2つのラプソディ」Op.79は、1879年の作品。

なんと言うのでしょう。弾きがいのある曲、とでも言いましょうか。

ブラームスのピアノ動画*「2つのラプソディ第2番」Op.79-2

ブラームスの「2つのラプソディ」Op.79は、タイトルの如く2曲から成っています。しかし第1曲に比べて地味?渋い?第2曲。ではありますが、この渋さがたまらない!というファンも多いよう。

1小節ごとに転調し、なかなか主調が現れない独特の始まりです。

他にももちろん、ブラームスのピアノ作品はたくさんありますので、是非いろいろ聴いてみて下さいね。そして是非、触れて(弾いて)みて下さい。

ブラームスの伝記を読もう!

というわけで、是非伝記を読んでみましょう。活字が苦手な大人にも子供にもわかりやすいのが伝記マンガ。

もうちょっと詳しくじっくり読みたいと思ったらこちら。

こちらの書簡集もオススメ。作曲家の生きていた時の心情を知りたかったら書簡集は読むべし!

ブラームスと親交が深かったシューマンのこちらの本もおすすめです。

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