オーストラリアを満喫出来る東京足立区のベルモント公園には池田満寿夫作品もある!場所と行き方はこちら
東京にオーストラリアを味わえるところがあるって?何それ?と調べて行ってみました。なんと、「ベルモント公園」という施設が足立区にありましたよ。

東京は足立区の住宅街にあるのに、「ベルモント公園」というネーミングって一体どういうこと?と疑問に。すると、足立区はオーストラリアのベルモント・シティと姉妹都市だという事で、足立区にその名を冠するベルモント公園が出来たそう。
へぇ、足立区の住宅街でオーストラリア気分を味わえるなら、と行ってみましたよ。というわけで今回は、東京足立区にあるベルモント公園をご紹介致しますね。
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東京は足立区にあるベルモント公園って?
前振りでさらっとお話しました通り、東京の足立区は、オーストラリアのベルモント・シティと姉妹都市として提携しています。今年2019年は、姉妹都市提携して35周年なのだそう。1984年(昭和59年)に提携調印したのですね。
なんと今年は足立区からベルモント・シティを訪問しての姉妹都市提携35周年記念行事に出席し交流するイベントも8月に行われたそうです。
というわけで、オーストラリアのベルモント・シティとの姉妹都市提携の証として足立区は梅島にベルモント公園が作られ、1993年7月1日から公開しています。

ベルモント・シティというのは、オーストラリア大陸の西側にあり、パースが近いよう。
足立区は梅島にあるベルモント公園の広さは、12,966.37m²。横浜スタジアムが12,000m²なので、ほぼ同じくらいですね。とは言うものの、実際にベルモント公園を訪れてみると、え?横浜スタジアムとほぼ同じ広さ???はかなり疑問に感じるところ。これは空間の不思議でしょうか?
足立区梅島のベルモント公園はオーストラリアの植物がいっぱい!
実はわたしはあまり植物に詳しくないので断言は出来ないのですが、オーストラリアの植物は確かにいっぱいあるベルモント公園ですよ。
季節折々で楽しめる植物にも変化があるかもしれません。
紫陽花の時期はとうに過ぎていたのに、可愛らしい紫陽花のお仲間?
日本でもお味見のお花もいっぱいあるのですが、そもそもは日本の植物ではないのでは?と言われて、そうかも?と思ったりするワタクシ。知識がないって、ホント時々かなり残念賞です。それでも!こうやって可愛らしい植物を愛でてほっこり出来るって、幸せですよね。
季節感が曖昧になって久しいです。だから植物だってね、本当は日本では珍しいはずなのに、この頃では普通にあちこちで見れていたり?でも、鮮やかですよね!
ほらほら、この写真だけ見たら、まさかここが日本で、東京の足立区だなんて信じがたいわ!
でもね、ちゃんと池があってね、噴水もあるでしょ。噴水はいいですよね〜、心が癒えるシャワーが場の空気を整えてる感じがします。
ほらほら、池にはお決まりの「鯉」がいますよ!実は亀さんも結構いるの♪
池の向こうには、陳列館が。ゆるりと参りましょうか。
すると、池の端には不思議な像が。これは、何?オーストラリア寄りなのか、日本モードなのか、連れと二人、頭の中に?が飛び交っていました(笑)。
ベルモント公園の陳列館は
なんと、足立区は梅島のベルモント公園の陳列館は、土日しか開いていません。公園自体は平日でも出入り自由ですが、陳列館だけは土日祝の10時〜16時のみ開館。

ベルモント公園の陳列館内部には、オーストラリアの先住民アボリジニが使っていたものや、他骨董品が陳列されています。
机と椅子ですね。

こちらはアコーディオン!音楽やってる人の胸が高鳴る瞬間!
これらが展示されているスペースは、そう広いわけではない一角なのですが、結構濃いですよ。

こちらはミシンです。結構小さくてね、これで縫えるんだ?と目が点・・・
そしてこちらはストーブ。なんだか形が可愛いわ。側面の装飾(彫り物?)も味わいがありますね。
こちらは女性が好きなモノでしょうか。
壁に展示されているこちらは、でっかいノコギリとか、バッツん切るやつとか(名前わからない、汗)。
こちらも小ぶりなのですが、織物機。
こんなモノたちと出会えるのが、足立区は梅島にあるベルモント公園の陳列館です。もう一度言いますが、この陳列館は土日祝の10時〜16時のみの開館。
公園は平日も出入り自由ですが、せっかくなら一度は陳列館の中も訪れてみて欲しいです。
ベルモント公園の陳列館は限定イベント(陳列)も!
あるんです。私が訪れた時は「ベルモント市姉妹都市提携35周年記念
オーストラリアと熱帯・亜熱帯の植物の展示と〜種子(たね)のふしぎ展〜」が開催されていました。
筆者が訪れた時は、たまたま開催期間の最終日の閉館間際で、偶然にも職員さんが出ていらしてそれぞれの種子(たね)について詳しくご説明してくださったんです。それも、子供向けのお話と、実は怖い本当の(大人向けの)お話、という興味を引く話術で大変楽しいひと時でした。
期間限定の催し物は、ベルモント公園中央にある陳列館の2階に展示され、1階は常設展です。
池田満寿夫さんの「旅人」もある!
なんと!足立区のベルモント公園には、池田満寿夫さんの作品もあるんです!ビックリぽん!

陳列館を出て、公園内を散策しておりましたら、何気なくポン!とこんなものが。近寄ってみると、画家・版画家・

題して「旅人」。うーん、人なんだろうか?道なんだろうか?それとも顔?と悩みながらしみじみ拝見。

藝術は奥が深いですねぇ。でも、まさか足立区のベルモント公園を散策していて池田満寿夫さんの作品にお目にかかれるとは思っていなかったので、ビックリしましたが、なんか得した気分♪
足立区にあるベルモント公園の場所はどこ?
東京は足立区にあるベルモント公園は、足立区役所のそばにあります!
東武スカイツリーラインの「梅島駅」から徒歩約5分です。
梅島駅の改札を出て右側へ。すると「ちよだ鮨」がありますので、その前の道(足元がレンガ道)を道なりにまっすぐ5分程度歩きますと、ベルモント公園に着きます。
ベルモント公園の住所と入場料は
ベルモント公園の住所はこちら。
東京都足立区梅島一丁目33番7号
TEL : 03-3852-6650
入場料は無料。陳列館の入場も無料ですが、陳列館は土日祝の10時〜16時のみ開館。
2時間まで無料の駐輪場もあります。駐車場はありませんが、近くにコインパーキングは幾つかありますよ。
5月はバラが見頃ですよ!

コロナウィルスが世界中に猛威をふるった2020年は自粛が続きました。
緊急事態宣言が解除された翌日、バラを愛でに行ってきましたよ。

足立区には、つくばエクスプレスの「青井」駅の近くにもバラ園があります。そのうちご紹介しますね!
子供も大人も楽しめる足立区のベルモント公園でオーストラリアを満喫!アクセスのまとめ
- 東京足立区にあるベルモント公園はオーストラリアのベルモント・シティと姉妹都市提携記念で1993年に作られた!
- ベルモント公園にはオーストラリアの植物がいっぱい!
- ベルモント公園の陳列館ではアボリジニが使っていたものなど常設展の他、期間限定の催し物も!
- ベルモント公園は東武スカイツリーライン梅島駅から徒歩5分!
- ベルモント公園は陳列館も入場無料!
- 陳列館は土日祝のみの開館なので注意!
住宅街に何気なくあるベルモント公園は、公園だけに子どもたちが走り回ったり遊ぶスペースもあるし、大人が散策したりおしゃべりを楽しむのにも良い感じ。土日祝なら展示館も観ることが出来ますから大人にも子供にも楽しめる場所としてオススメです!